フッターに表示されている緑色のマーク

このブログのフッターに表示されているこの緑色のマークですが、あまり親しみのない方も多いかと思いますので、少しだけ。

この緑色のマークは、オープンソースハードウェアに賛同する個人や企業が使うことのできるマークです。スイッチサイエンスでは、たくさんのオープンソースハードウェア製品を取り扱っていますし、自社で開発している製品の多くもオープンソースハードウェアです。そのため、このブログだけでなく、スイッチサイエンスWebショップのフッターにもこのマークを表示しています。

では、その「オープンソースハードウェア」とはなんなのか、と言いますと、オープンソース・ハードウェアの定義1.0には

オープンソースハードウェアは、誰もが作り、変更を加え、頒布し、利用できるように一般に対して設計図が公開されている、手に触れることのできる人工物—機械、装置またはその他実体のあるもの—を表す語である。

とあります。

オープンソースハードウェアは、Arduinoの登場によって日本でも注目されるようになってきました。Arduinoはオープンソースハードウェアのイメージキャラクタような存在、とも言われています。多くのオープンソースハードウェアを扱う企業では、Arduino互換のボードを製造、販売しており、スイッチサイエンスでもCielduinoを扱っています。これもそれも、Arduinoがオープンソースハードウェアで回路も回路図も公開されていて、だれでも自由に改良し、頒布できるおかげです。

しかし、オープンソースハードウェアと一口に言っても様々な側面があり、言葉が知られるようになるにつれて、よく理解されないままに広がってしまうことが増えてきていることも事実です。このような現状について、6月2日に未来館で行われたMaker Conference Tokyo 2012の分科会(A)「オープンソースハードウェアの理想と現実」でも議論が交わされました。スイッチサイエンスの金本もパネリストを務めたこの分科会に関するメモは公開されています。興味のある方はぜひ、オープンソース・ハードウェアの定義1.0と合わせてご一読ください。

オープンソースハードウェアは、日本でも巻き起こっている「Makerムーブメント」とも関連が深いものです。多くのMakerにとって、回路が分かる、応用できるオープンソースハードウェアは魅力的だと思います。Makerムーブメントの高まりに伴って、オープンソースハードウェアはますます注目されると信じています。今後はこの緑色のマークももっとたくさんのサイトで見られるようになるかもしれませんね。

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