大学教員および研究者向けNordicワークショップのご案内

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7月にプレスリリースでお知らせしたように、スイッチサイエンスは、ARM ユニバーシティプログラムのパートナーになりました。

12月に、大学教員および大学院生を対象とした、ARM ユニバーシティプログラムによる、Nordic nRF51シリーズを用いたワークショップが開催されます。ARM Cortex-M0プロセッサで、Bluetooth Low Energyを使用する方法を手早く習得する機会ですので、大学教員および大学院生の方は、ぜひご参加ください。


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ARM – Nordicワークショップ Internet of Thingsおよび組込みシステム設計

日時: 2015/12/17(木) 9am – 5pm
場所: 〒152-8550 東京都目黒区大岡山 2 丁目 12-1 東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館E棟10F 1001会議室

ARM ユニバーシティプログラム (AUP) と Nordic Semiconductorスイッチサイエンスは、東京工業大学において大学教員および研究者向けの1-dayプロフェッサワークショップを開催いたします。ワークショプの目的は、ARM Cortex-M0プロセッサを搭載するNordic nRF51シリーズプラットフォームを使用したInternet of Things (IoT) アプリケーションと組込みシステムの設計および実装方法を理解することです。この“Train the Trainer”ワークショップは、講義のプレゼンテーションと実際に参加者が行う演習から構成されます。またARMおよびNordicの技術者とネットワークを作る機会でもあります。

ワークショップは Nordic nRF51システム上の高効率なARM Cortex-M0プロセッサをプログラムする方法に焦点を当てており、超低消費電力なBluetooth Low Energy (BLE) ネットワークを使用して外部との接続を行います。またARM mbed APIを使用して、生産性を向上させ高速に設計を行う手法を学びます。ワークショップを終えた参加者はNordic nRF51 DKボードを無料で持ち帰ることが出来ます。

ARMベーステクノロジーを大学で教えることを希望する教員に対しては、ARM ユニバーシティプログラムおよびNordicは完全な教材セットを提供します。これは”Lab-in-a-Box”と名付けられており、世界中の教員に対して、そのコースで使用できるハードウェアキット、ソフトウェアラインセンス、そして講義スライドなどの全ての教材を無償で提供します。この”Train the Trainer” ワークショップの一部として、利用可能な教材コースのデモンストレーションを一日の最後に行います。「Zynq と Cortex-M0 ベースのSoC 設計」のコースなどのデモを行う予定です。

ワークショップ プログラム

  • ARM ユニバーシティプログラムと Nordic Semiconductorとスイッチサイエンスの紹介
  • ARM とパートナー企業により可能となるIoTエコシステム
  • ARM アーキテクチャとCortex-M0プロセッサの概要
  • mbed対応nRF51評価ボードと、スイッチサイエンスの紹介
  • ラボ 1 – nRF51 システム上のARM Cortex-M0をプログラムする
  • ARM Keil MDKソフトウェアとmbed APIを使用して生産性を向上させる
  • ラボ 2 – mbed APIを使用して生産性を向上させる
  • Bluetooth Low Energy Connectivityの概要
  • RF 設計と nRF51のアーキテクチャ
  • ラボ 3 – nRF51プラットフォームにBLE Connectivityを実装する
  • ラボ 4 – BLEスマートライトアプリケーションの設計
  • デモセッション – 他のAUP教材のデモンストレーション
    「ARM DS-5 開発ツールを使用したZynqとCortex-M0ベースのSoC設計」など

参加対象
このワークショップは大学教員および大学院生を対象としており、演習で使用するツールの使い方を学生へ教えるために必要となる知識を提供します。1日のトレーニングを終えた参加者は、Nordic nRF51 DKボードと使用した全ての教材のコピーを持ち帰ることが出来ます。 私たちはこのワークショップへさまざまな大学の関係者が参加することを望んでいます。このため、同一大学からの申し込みが多数ある場合には参加をお断りする可能性があります。

参加費
大学関係者のこのワークショップへの参加費は完全に無料です。 また昼食および午前/午後の軽食が提供されます。 大学までの交通手段については各自で手配を行ってください。

準備
参加者は Keil MDK-ARM 評価版(フリーダウンロード) をインストールした Windows OS のノートパソコンを持参してください。ワークショップにおいてノードロックライセンスを配布します。

またBluetooth Smart/4.0に対応したスマートフォンをワークショップで使用します。こちらについては数台ですが、お持ちではない方には貸し出すことができます。

申し込み
以下のページからオンラインで申し込みを行ってください:
AUP Workshop Registration

申し込み後、一週間以内に参加の可否についてメールでご連絡いたします。

問い合わせ先
ご質問は次のメールアドレスへお問い合わせください: スクリーンショット 2015-10-09 18.59.14
またワークショップの詳細についてはウェブページから確認することができます。