Arduino IDE 1.6.6がリリースされました

Arduino LLC(http://www.arduino.cc/)から、Arduino IDE 1.6.6がリリースされました。
以下はリリースノートの参考訳です。なお、原文中の謝辞は省略しました。

ARDUINO 1.6.6 - 2015.11.03

[IDE]
  • 同梱のJavaを8にしました。IDEでのコンパイルに使います。
  • 環境設定のAdditional Boards Manager URLsのダイアログにUnofficial boards support listへのリンクを追加しました。
  • 1日に作れる新規スケッチの数を676個に増やしました。(訳注:新規作成したときのファイル名が「sketch_月日a」から始まって「sketch_月日z」までしか作れませんでしたが「sketch_月日zz」まで拡大されています)
  • Windowsで、非ASCIIキャラクタのユーザー名を使っている場合の問題を修正しました。
  • たくさんの不具合を修正しました。
  • ArduinoISPの例を11.ArduinoISPフォルダに移動しました。
  • MacOSXで、IDEの現在の作業ディレクトリを取得できるようになりました。コマンドラインからIDEが使いやすくなりました。
  • コマンドラインインターフェースで、特定のボードが接続されていない時にデフォルトのボードを使うようにしました。
  • Windowsで、IDEの情報を保存するのを%APPDATA%から%LOCALAPPDATA%に変更しました。
  • シリアルモニタに74880 baudを追加しました。
  • タブを変更したとき、ウィンドウのタイトルにファイル名を表示するようにしました。
  • IDEのグループがコンパイルしたファイルが"libraries"、"core"、"sketch"フォルダに入るようになりました。
  • シリアルプロッタ機能を追加しました。
  • IDEのエディタで、トリプルクリックして1行全体を選択できるようになりました。
  • Windowsで、IDEの起動が気持ち速くなりました。
  • ライブラリのサンプルに上書きできなくなりました。ただし個々のライブラリのルートディレクトリに.developmentファイルが置いてあった場合、上書きできます。
  • ライブラリかボードマネージャの更新があった場合に通知が出るようになりました。
  • arduino-builderが同梱されるようになりました。arduino-builderはコマンドライン用のプログラムで、gccを呼び出します。
  • 開いているスケッチが、自身のフォルダを知ることができるようになりました。また、IDEが過去のコンパイル結果を再利用することができるようになったので、コンパイルが高速になりました。
  • CTRL+Lまたは[編集]-[Go to Line...]でダイアログが開き、特定行へのジャンプができるようになりました。
  • boards.local.txtが追加されました。platform.local.txtと似たようなファイルで、boards.txtを変更せずに詳細な説明を追加できます。
  • スケッチで使ったライブラリが別のライブラリを使っていた場合、後者のライブラリをincludeしなくてもIDEが探してくれるようになりました。
  • プラットフォームごとにkeywords.txtを切り替えられるようになりました。
  • ドキュメントを多数修正しました。
  • MacOSX El Capitanで、使えるシリアルポートのスキャンをシステムプロファイラで行った時のパースの問題を修正しました。
[ライブラリ]
  • BridgeライブラリのYunClient.connected()で、複数バイトを読めるときにtrueを返すようになりました。
  • BridgeライブラリのYunClient.stop()で、全てのバッファを空にするようになりました。
  • Ethernetライブラリの抜けていたキーワードを追加しました。
  • EthernetライブラリでDNSClient.inet_aton()の問題を修正しました。
  • EthernetライブラリのEthernet:begin()で、DHCPタイムアウトのパラメータを指定できるようになりました。
  • WireライブラリにWire.end()が追加されました。
  • WireライブラリをAVRで使用時、STARTを繰り返した際のバグが修正されました。
  • WireライブラリをAVRで使用時のタイミング問題が修正されました。
  • WireライブラリをSAMで使用時、スレーブモードでSTARTを繰り返した際のバグが修正されました。
  • SDライブラリで、メソッドの受け付けるパラメータを「char *」から「const char *」に変更しました。
  • Schedulerライブラリでcortex-M0がサポートされました。(訳注:このライブラリは配布されているArduino IDEには収録されていないようです)
[コア]
  • PluggableUSBとHIDをサポートしました。この変更によりUSBデバイスの拡張に対応したもっとパワフルなAPIが出てくることでしょう。
  • AVR:TIMER0BのturnOffPWM()の間違いが修正されました。
  • AVR:AtmegaXXu2のサポートが追加されました。
  • AVR:USB Coreのバグがひとかたまり修正されました。
  • AVR:USB-CDCシリアルポートの設定が外部からできるようになりました。
  • ArduinoISPがAVR以外のアーキテクチャにも対応して、もっと安定しました。
  • write()で出力を停止できない問題が修正されました。
  • AVR:割り込みが高速になりました。
  • AVR:pulseInLongの測定時間が間違っていたのを修正しました。
  • AVR:コンパイラが警告を出す部分をたくさん修正しました。
  • Arduino GemmaとEthernet用のファイルが改善されました。
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