Friday Product Post: On the Razor’s Edge

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こんにちは、牧井です。火曜日お昼、SparkFunブログのFriday Product Post(New Product Friday)日本語版の時間です。

Friday Product Postは米国SparkFun社の新商品を紹介するSparkFunのブログです。米国現地時間の毎週金曜日に公開されています。スイッチサイエンスでは翌週火曜日のお昼12時に日本語に訳して公開しています。


Friday Product Post: On the Razor's Edge

今週は新しい9DoF Razor IMUを筆頭に、MAX30105 Breakout、二つの新しいTeensyボード、背の高いRPI GPIOヘッダを紹介します。

BY XTOPHER

みなさんこんにちは、新製品紹介の時間です。早いものでもう12月ですね。先週はBlack Friday/Cyber Mondayセールでした。あっという間に年末になりますが、みなさん必要なものはもう揃いましたか?今週は、9DoF Razor IMUや、MAX 30105 Breakoutボードを紹介します。また、ヘッダ付きTeensy 3.5、および3.6ボードの新製品や、背の高いRaspberry Pi GPIO Headerも発売しました。それではいつものように動画を見ていきましょう(Feldiが出演です)。

Razorは氷の上ではうまく働かないかもしれませんが、すばらしいIMU(慣性センサー)ですよ!


SparkFun 9DoF Razor IMU M0


SparkFun 9DoF Razor IMU M0
SEN-14001
$49.95

※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

SparkFun 9DoF Razor IMU M0は、MPU-9250 9DoF(Degrees of Freedom)と、SAMD21マイクロプロセッサとを合わせた製品で、小さなサイズでプログラマブルな多目的IMU(慣性センサ)を作ることができます。モーションのモニタリングや記録を行ったり、シリアルポート経由でオイラー角情報を転送したり、歩数計として動作させたりするようなプログラムを作ることができます。

9DoF Razorに搭載されているMPU-9250は、三種の三軸センサー(加速度計、ジャイロスコープ、磁気計)を備えており、直線加速度、角回転速度、磁界ベクトルなどを計測することができます。オンボードのマイクロプロセッサには、Arduino互換のSAMD21が使わており、これはArduino ZeroSAMD21 Mini Breakoutボードでも使われている32-bit ARM Cortex-M0+ マイクロコントローラです。

MAXまで使いこなしましょう!


SparkFun Particle Sensor Breakout - MAX30105


SparkFun Particle Sensor Breakout - MAX30105
SEN-14045
$12.95

※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

SparkFun MAX30105 Particle Sensorは、距離、心拍数の計測、粒子検出の他、目のまばたきを感知することもできるフレキシブルでパワフルなセンサです。MAX30105は、高感度の光子検出器および三つのLEDを搭載しています。三つの異なるLEDのパルスを利用し、返ってくる光を検出します。そして、返ってきた光の特徴によって、粒子や素材(例えば酸素を多く含んだ血液や、炎から発せられる煙など)を特定することができます。


Teensy 3.6 (Headers)


Teensy 3.6 (Headers)
DEV-14058
$33.95

※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

ピンヘッダ無し版のTeensy 3.5、およびTeensy 3.6は数週間前に既に発売していましたが、今回はヘッダ付の製品をご用意しました。Teensy 3.5 with headersと、Teensy 3.6 with headersは、ブレッドボード上で使う際に便利なヘッダピンがあるかどうかの違いのみで、機能面では両者は全く同じです。


Raspberry Pi GPIO Tall Header - 2x20


Raspberry Pi GPIO Tall Header - 2x20
PRT-14017
$1.95

※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

今週最後にご紹介するのは、Raspberry Pi用のGPIOヘッダです。本製品は背の高い2 x 20のピンヘッダで、Raspberry Pi上のピンにぴったり合うように設計されています。Raspberry Piをケースに入れて使う場合などで、GPIOを高くしたいときに使用します。SparkFunのRaspberry Piケースや、SmartPi Touchと合わせて使うのに最適な製品です。

今週は以上です。最後までご覧いただきありがとうございます。来週もたくさんの新製品をご紹介する予定です。では来週もお楽しみに!


原文:Friday Product Post: On the Razor's Edge
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。