投稿者: こんにちは、牧井です。今週もSparkFunブログ記事「Friday Product Post（旧New Product Friday）」の日本語版をお届けします。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日のお昼12時に日本語に訳して公開しています。
Friday Product Post: Robot Overlords
みなさん、もう降参です。新しいuArm、CMUcam、GPSレシーバーなどの製品が私達から仕事を奪い取ってしまうに違いありません。
BY XTOPHER
みなさんこんにちは！新製品紹介の時間です。今週は業界で注目の製品を紹介しますよ。SparkFunの社員が見て驚いている映像をInstagramで既にご覧になったかもしれませんが、uFactory社の新製品uArm Switf Proが登場しました。このほか、CMUcamの最新バージョンや、自律駆動車に最適なGPSレシーバーPixyなどを紹介します。それでは順に見ていきましょう。
ロボットアームはただ仕事を手伝いたいだけなのです！
uArm Swift Pro
ROB-14342
$1,129.95
uArm Switf Proは、以前の製品よりも広範囲な用途に使える、高性能なデスクトップロボットアシスタントです。uArm Swift ProはArduino Mega 2560を搭載しており、オープンソースでDIYフレンドリーな、メイカーのみなさんや教育用途にもおすすめのロボットアームプラットフォームです。この小さなロボットは非常に簡単に扱えて、ほんの数分ですぐに使い方を覚えることができます。uArmは、Arduino、Python、GRABCAD、ROSプログラミングのほか、ビジュアルプログラミングをサポートしていますので、幅広いユーザー層に受け入れられる素地があります。メイカー魂を解き放ち、uArmで何かすばらしい応用にむすびつけてください！
※本製品には電波を発する機能が搭載されていますが、日本で扱うために必要な工事設計認証（いわゆる技適）を取得していない可能性があります。したがって当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
本品をつかって、見たいものを選択して見ることができます。
Pixy CMUcam5は、特定の形状や大きさ、色などをあらかじめ教えておくことで、高速検出が可能なイメージセンサです。Pixyは数百もの物体を同時にトラッキングする能力をもっており、必要な情報を常に届けてくれますので、ロボティクス、ホームオートメーション、色識別などの分野に応用することができます。Pixyは専用設計のNXP LPC4330プロセッサを搭載した、扱いの簡単な視覚システムです。イメージセンサからくる非常に多くの情報を瞬時に処理し、検出データを毎秒50回出力することができます。
どこに向かっているかを見続ける必要はありません、どこを通ったかを知ることができれば十分です。
GPS Mouse - GP-808G (72 Channel)
GPS-14198
$30.95
GPS Mouseは、GPSとコンパスがひとつのモジュールに組み合わせられたもので、無人航空機や自律駆動車愛好家の方々におすすめです。本製品は内部に高精度のGPSモジュールGP-808Gを搭載しており、正確な位置情報、速度、時刻情報を得ることができます。セットアップにほとんど時間を要しないにもかかわらず、高精度かつ容易に使用できますので、工作物への組み込みも簡単です。本品はマウスのような形状のレシーバ部を持っています。毎年開かれるAutonomous Vehicle Competition(AVC)の競技参加者の間でもとても好評のGPS製品で、きちんと結果も出していますよ。
今週は以上です。是非手にとって使ってもらいたいすばらしい製品を、たくさん紹介しました。なにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。それでは来週もお楽しみに！
原文：Friday Product Post: Robot Overlords
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。
