投稿者: こんにちは、牧井です。今週もSparkFunブログ記事「Friday Product Post（旧New Product Friday）」の日本語版をお届けします。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日のお昼12時に日本語に訳して公開しています。
Friday Product Post: micro:bit!
micro:bit製品ラインの公式アナウンスです！
BY XTOPHER
みなさんこんにちは！新製品紹介の時間がやってきました。今週はmicro:bitの正式販売開始のお知らせと、関連する商品の紹介です！おおよそ一ヶ月前にmicro:bit製品の予約受付を開始していますが、このたび無事販売を開始できたことをとても嬉しく思い、皆さんにお知らせする次第です。今回はmicro:bitボード単体およびシンプルな構成のバンドル製品のほか、3種類のmicro:bitアダプター製品、5種類のキット製品も紹介します。では順に見ていきましょう！
Micro Machinesの人が喋ってるこの動画を想像してみてください
micro:bit Board
DEV-14208
$14.95
micro:bit Go Bundle
DEV-14336
$16.50
micro:bitを始めるにあたって、まずは本体やその他パーツが必要です。上の製品がmicro:bitボード単体です。一方下の製品はmicro:bit Go Bundleです。Go Bundleは、micro:bitを始めるのに必要な基本的なパーツを合わせたキット品です。両方とも現在セール中ですので、ぜひお早めにお求めください。使い方についてはShawnのGetting Started videosで詳しく説明しています。上記の二つの製品にはともにmicro:bitボード本体が含まれておりますが、下記に挙げるアクセサリやキット製品にはmicro:bit本体が含まれてないものもありますのでご注意ください。
※micro:bitには電波を発する機能が搭載されていますが、日本で扱うために必要な工事設計認証（いわゆる技適）の認証マーク（技適マーク）を表記していない可能性があります。したがって当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
スイッチを押すだけでmicro:bitを動かすことができますよ！
SparkFun moto:bit
DEV-14213
$14.95
SparkFun micro:bot kit
KIT-14216
$59.95
ロボット製作はとても楽しいものです。micro:bitはロボットを組み立ててプログラムすることを学ぶのにはうってつけのコントローラです。micro:bitとSparkFun moto:bit carrier boardを組み合わせて、ロボットが好きな方ならどなたでも使える、低価格で多用途なロボット製作プラットフォームを構築しましょう。SparkFun micro:bot kitは、組み立てやプログラミングにさほど長い時間を費やさなくとも、すぐに簡単なロボットが作れてしまうキット製品です。ボード単体またはキット品のどちらでもお求めいただけます。両製品ともに、はんだづけやプログラミングの深い知識や経験は必要ありません。
外出の前にまずは周りの状況を把握すべし
SparkFun weather:bit
DEV-14214
$14.95
SparkFun micro:climate kit
KIT-14217
$114.95
SparkFun weather:bitやSparkFun micro:climate kitは、micro:bitと組み合わせて使うことで天気の予測を行うことができます。気圧計や湿度計、温度計などのセンサデータを読み取ることができますよ。
SparkFun micro:climate Kitは、weather:bitキャリアボードに加え、さまざまなセンサ類がひとつにまとまった気象観測キット商品です。旧キット製品と異なりmicro:climate kitには有効性実証済みのWeather MetersやSoil Moisture Sensorが含まれており、農業専門家や気象学者、ホビイストの方にも安心してお使いいただける高精度の気象観測ができます。2個のmicro:bit間でワイヤレス通信を行うこともできますので、屋内に居ながら屋外の気象情報をモニターすることができます。
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SparkFun gamer:bit
DEV-14215
$9.95
SparkFun micro:arcade kit
KIT-14218
$49.95
ゲームはお好きですか？ゲームを作るのは面白いですし、ゲームコンソールの製作も楽しいものです。SparkFun gamer:bitおよびmicro:arcade kitを使えばゲームが楽しめますよ。gamer:bitキットに含まれるキャリアボードは、任天堂のファミコンのコントローラに似た形状でボタンが配置されており、各pinへのアクセスが可能です。さらにmicro:arcade kitを使えば、ボタンやスイッチを接続するだけでアーケードゲームのコントローラにすることができます。さらにgamer:bitにmicro:bitを接続したコントローラを用いて、moto:bitをコントロールすることだってできるので、セットアップが簡単なロボットプラットフォームにも活用できます。
SparkFun Inventor's Kitのmicro:bit派生バージョンもありますよ
SparkFun Inventor's Kit for micro:bit
KIT-14300
$49.95
SparkFun Inventor's Kit(SIK) for micro:bitは、micro:bitの活用やプログラミングを学ぶのに最適なキットです。SIK for micro:bitキットにはmicro:bitボードが含まれているほか、12種類の電子回路を試すのに必要なパーツが揃っています。SIK for micro:bitで、センサの読み取り、モーターの駆動、Bluetooth機器などの回路製作を学ぶことができます。
micro:bit Educator Lab Pack
LAB-14302
$299.95
教育関係者のみなさんにオススメしたいのがmirco:bit Educator Lab Packです。本品には10個のmicro:bitボード、その他初心者向けの学習に必要なパーツがひと揃いにまとめられた製品です。複数のmicro:bitボード、接続ケーブル、電池パック、その他のパーツが含まれています。適切なパーツ探しに手間をかけることなく、手軽にmicro:bitを学生に紹介することができる、教育関係者向けパッケージです。
SparkFun micro:bit Breakout
BOB-13988
$4.95
SparkFun micro:bit Breakout (with Headers)
BOB-13989
$$5.49
SparkFun micro:bit Breakout（ヘッダピン有り版・無し版の両方があります）はmicro:bitにつないで開発プラットフォームの機能を拡張するもので、より多くのピンへのアクセスを提供します。またI2CやSPIバスへの接続も可能です。micro:bitをブレッドボードに、またはセンサ類、モーター、LED、その他に接続することができます。
MI:pro Case for micro:bit
PRT-14335
$4.95
MI:pro Case for micro:bitは、micro:bit用のコンパクトで簡易な保護ケースです。本品は三層構造で、ケースごと壁掛けまたは何かの表面に取り付けることができ、かつmicro:bitのすべてのボタンやポートへのアクセスも確保されています。本ケースは壁に取り付けられることも特徴のひとつですが、ケースを使う大きなメリットとしては、micro:bitの背面を保護することによりパッド部分をショートさせてしまう事故を防ぐことが挙げられます。
micro:bit Battery Holder - 2xAA (JST-PH)
PRT-14299
$1.50
本日最後に紹介するのは、micro:bit Battery Holder - 2xAA (JST-PH)です。micro:bitに適合するJST-PHコネクタ付の電池パックです。micro:bitを既にお持ちの方で、電源のみをお探しでしたら本製品がおすすめです。一般的なJSTコネクタでは動作しませんので、micro:bitに適合する本品をぜひお選びください（※micro:bitのメインIC NRF51822は、3.9 Vが絶対定格なので、満充電で4.2 Vを出力することがあるリチウムイオンポリマー電池では故障させる可能性がある、ということかと思われます。なお、chibi:bitはLDOを挟んでいるので、リチウムイオンポリマー電池でも問題なくお使いいただくことが可能です）。
今週はたくさん紹介しました。micro:bitではいろんなことができます。今回紹介した製品をつかって、micro:bitのポテンシャルを引き出してください。なにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかを弊社にお知らせください。それでは来週もお楽しみに！
原文：Friday Product Post: micro:bit!
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。
