先日行われたScratch Day 2014 in TokyoではRapiroの出展をさせていただき、沢山の方に触れていただくことができました。その中で、「これ、Scratchでは使えないの?」という質問を多数いただきました。そこで、Scratch2.0でRapiroを制御できるようなソフトウェアを開発しています。まだ開発途中ではありますが、ひとまず動かすことが出来ましたのでご紹介します。
(ちなみに、BYOB(少し改造をしたScratch)やEtoysでRapiroを動かしているユーザーの方はすでにいらっしゃいます。詳しくはこちら)
下記のビデオは、MacにUSBケーブルで繋がれたRapiroをMac上のScratchで制御している様子です。
現在は、デフォルトのファームウェアに搭載されている"#M0"~"#M9"のプリセットのコマンド命令を送れるような仕組みになっています。ですので、「右手を振りながら前に歩く」といった動作はまだできません。ですが、時間を指定して特定の動きをできる命令などもありますので、そちらも拡張していけばより良いシステムが構築できるかと考えています。
技術的には、こちらの拡張プロトコルを用いてやりとりしています。まだ仕様が決定していないのですが、実装されているものに合わせて通信しています。現在はオフラインエディタのみの対応となっていますので、ブラウザ上で動かすことができません。
いくつかまだ問題は抱えていますが、ひとまず出来ましたということで、報告の記事でした。もう少し手直しを施した後に、皆さんに使っていただけるような形式にして公開する予定です。しばしお待ちください!