高須です。メイカーフェアベイエリアで、Kickstarterの新サービスについて聞いてきました!
Qooboなど、日本のガジェットをいつもチェックしているJulioが語るには、
「今のKickstarterは大きくなり、プロジェクトの多くはプロフェッショナルなスタートアップの、フルタイムの人たちに向けたものになった。
それを補完して、ホビーでインディーなところから始まるプロジェクトのために、KickStarterはQuickstarterという新しいブランドを6月にリリースする。
スマホで撮った動画でかまわないし、審査も違う。この新しいブランドはKickstarterの一部で、カテゴリを分けて表示される。数千ドルや数万ドルといった小さいゴールを狙うものだ。」
「小さいゴールでも、QuickStarterをすることで、アイデアが予想を超えてグローバルに広がることがある。もともとKickstarterはそういうものだったし、ホビーのコミュニティベースの人たちのことはいつも考えている。」
JulioがQuickstarterのアイデアを思いついたのは、このメジャーが印刷されたテープのKickstarterプロジェクトを見たときだといいます。
https://www.kickstarter.com/projects/1822742096/quickstarter-1-tape-stickers?lang=ja
QuickStarterの名前もここから取られました。
今回のKickstarterブースは、まだQuickstarterブランドのリリース前でしたが、紙で作られたキットなど、デザインベースのシンプルで小規模なものが並んでいました。
スイッチサイエンスの委託販売の多くが、QuickStarterの対象になりえると思います。僕らもプロジェクトを立ててみるとか、日本の同人ハードウェア制作者のために広めていきたいと考えています。
Quickstarterの詳細、サイトでの見え方や規約などは6月リリースに向けてまだ検討中とのこと。ドキュメントをJulioからもらったら、Fabcrossなどのメディアでレポートするつもりです。
(高須)