ICタグでちょっと遊んでみた

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こんにちは、小室です。最近スイッチサイエンスではFeliCa Liteチップ(RC-S965)を搭載したICタグの取り扱いを開始しました。個人的に、透明フィルムのタグなんて薄くて丸くて可愛いくて、ぜひぜひ使いたいところです。というか、非接触ICカード技術がかっこよくて大好きなのです。実は大学の研究でも非接触ICカード技術ばかり使っております。と、言うわけで今回はタグが届いたその日にちょっとお試しで遊んでみることができるアプリを紹介します。ICタグとおサイフケータイ機能付きのスマートフォンを使ってちょっと遊んでみてはいかがでしょう?

紹介するのは、株式会社NTTドコモさんが無料で提供して下さっている「ICタグ・バーコードリーダー」というアプリです。今回は、おサイフケータイの機能がついたスマートフォンにこのアプリをダウンロードし、それを使ってタグにスイッチサイエンスのお問い合わせアドレス「sales@switch-science.com」を書き込んでみました。タグに自分のメールアドレスを覚えさせておいて、スマートフォンのストラップなどして持ち歩いておけば、アドレスの交換も簡単ですね!

用意するもの

  • おサイフケータイ機能がついたスマートフォン
  • スイッチサイエンスのショップサイトのFeliCa>タグカテゴリからお好きなタグ

まずは、「ICタグ・バーコードリーダー」というアプリをダウンロードします。Google Playで探してみて下さい。ダウンロードして開くと、下のような画面が開きます。

この画面の右上にある「ICwrite」を選ぶと下のような画面に移ります。

今回は「メールアドレス」を選択して、タグにスイッチサイエンスのお問い合わせアドレス「sales@switch-science.com」をタグに書き込んでみます。メールアドレスを押すと、下のような画面に移動しますので、指示に従ってメールアドレスやタイトルを記入します。
*「書き換え可」と表示されていることを確認して下さい。「書き換え不可」になている状態で書き込みを行ってしまうと、書き込みのできないタグになってしまって悲しいです。

タグをICカードリーダーに近づけて「実行する」ボタンをおすと、タグにアドレスとタイトルが書き込まれます。

次はデータの読み取りです。「ICタグ・バーコードリーダー」の「ICread」を選択して、ICカードリーダーにタグを近づけてみます。

そうすると、下の図のように表示され、アドレスを登録したり、メールを出したりできちゃいます。

と、ここまではスマートフォンを使ったお試しお遊びを紹介しましたが、スイッチサイエンスではソニー株式会社の「FeliCa」機能を電子工作に!をテーマに、リーダ、リーダ・ライターも販売しております。特に私のおすすめFeliCaリーダ・ライター RC-S620Sでは、FeliCa Lite非接触ICカード製品の情報の読み出しと書き込みがArduinoを使って行えます。Arduino向けRC-S620/S制御ライブラリも提供されていますので、簡単に遊べます。

私が大学で所属している研究室では、ICチップ入りの学生証をつかう鍵の開閉システムを実装していて、実際に使っていたりします。Arduinoとつながると思ったら夢が広がりますね:)