6月13日(金)にCQ出版様主催のARM Cortex-M マイコン・ワークショップ2014に出展してきました。
会場は、Cortexの使用事例などが聞けるセッションエリアと企業出展の展示エリアに別れており、私達は後者で製品の紹介をしてきました。
紹介していた製品は全部で3種類。
まず、mbedで動くRapiroです。ARM Cortexのワークショップという事で、Raspberry Piの代わりにARM Cortex-M3で動作しているmbed LPC1768を搭載しました。
他の企業様がマイコンボードを中心に展示されている中、人型ロボットのRapiroは多数の来場者の目を引きました。
2つ目はこちらのブログでもよく紹介しているmbed LPC1114FN28です。
mbed LPC1114FN28については、以前ブログに書いた記事をお読み下さい。
3つ目は来月から販売開始される新商品です。
Nordic社のBLEチップ nRF51822を搭載した弊社新商品 mbed HRM1017です。mbed環境でBLEの開発を行う事ができます。
mbedの隣の赤いボードはsparkfun社の温度センサ TMP102で、I2C通信でmbed HRM1017と接続しています。更にmbed HRM1017とiPad間をBLEで接続し、iPadに温度を表示させていました。
BLEとは、Bluetooth Low Energyの略で、低消費電力な通信規格です。デモ画像ではiPadを使用していますが、iPhone 4s以降のiPhoneやBLE対応機種のAndroidとも通信が可能です。Wi-Fiを使うのに比べて電力消費が少なく、パスワードなしにペアリングができる利点があります。
販売予定価格は5,400円(税込)で、その他詳細は今月中に発表予定です。是非チェックしてみてください。