先週の土曜日に開催されたPSoCまつりにお邪魔してきました。会場はスイッチサイエンスの会議室です。
なかなか聞き慣れないマイコン PSoC(ピーソック)。Bay area(シリコンバレー)にある半導体会社Cypressが販売しているマイコンです。PSoCはMCUとDACやフィルタ、アンプなどを実装できるアナログブロックと、タイマやカウンタ、PWMなどを実装できるデジタルブロックの3つのブロックから構成されています。それぞれの実装はCypressから提供されている専用のソフトで行います。
第1回のイベントということで、PSoCの基本的な説明から、長年のPSoCユーザーの作品自慢までいろいろな発表がありました。少人数のイベントだっただめ、一方的に発表をするというよりは対話しながら発表する場面が多く、初心者は親しみ易く、経験者は多くのノウハウが共有できるイベントでした。
Arduinoやmbedに比べるとハード色が強いデバイスですが、Verilog HDLという言語で記述して、PSoCの中にデジタル回路を作ることもできます。スイッチサイエンスでもPSoC 4200 Prototyping Kitという入門用PSoCを取り扱っていますので、興味を持った方は是非お買い求めください。