Raspberry Piスターターキットが販売中です。このキットはRaspberry Piを使うのに必要なケーブルやアダプタが入っているキットで、これからRaspberry Piをはじめる方におススメです!
種類は有線LAN版と無線LAN版の2種類。2種類のキットの違いはLANケーブルが入っているか無線LANアダプタが入っているかです。
有線LAN版は基本的にLANケーブルでつなぐだけなので問題無いですが、無線LAN版はつなぎ方に不安がある方も多いと思いますので、今回は無線LAN版でどうすればネットワークにつなぐことが出来るのかを説明します。
当然無線LAN環境があることが大前提です。
また、Raspberry Piの起動方法などはスターターキットの使い方で解説しますので、そちらを参照してください。
Raspberry Piスターターキットの無線LAN版には、Planex製の超小型無線LAN USBアダプタ GW-USNANO2Aが入っています。まずはこのUSBアダプタをRaspberry PiのUSBポートに取り付けます。
Raspberry Piを起動してMenu → 設定 → WiFi Configurationをクリックします。
追記(2015/07/08)
Raspbian 2015-05-05から Menu → 設定 の中にWiFi Configurationがなくなってしまいました。代わりに、Runをクリックしてwpa_guiと入力してOKを押してください。
追記(2015/11/05)
Raspbian Jessie 2015-09-24からwpa_guiが使えなくなりました。
画面右上のアイコン(赤枠)をクリックすると、SSIDのリストが表示されますので接続するネットワークを選択します。するとパスフレーズを入力するウィンドウが現れますので、入力してOKを押すだけです。
ここより下は古いバージョンでの設定方法になりますので、Raspbian Jessie 2015-09-24の場合は行う必要がありません。
すると次のような画面になります。SCANボタンを押すと電波を拾える無線LANのリストが表示されますので、自分のSSIDをダブルクリックします。
すると認証方式(Authentication)と暗号化方式(Encryption)と暗号化キー(PSK)が入力できるようになります。
無線LAN親機で設定してある暗号化キーを入力してAddボタンを押します。
再び下のウィンドウになりますのでCloseボタンを押して閉じます。
Network:に選択したSSIDが表示されています。ここでConnectボタンを押せばIPアドレスが表示されて接続完了です!
試しにブラウザを起動してみると、見事にWebページが表示されます。
以上で無線LAN接続の基本設定の説明はおしまいです。
Raspberry Piで無線LANの設定と聞くとなんとなく小難しい印象がある方もいらっしゃると思いますが、GUIで設定すればあっというまにできちゃいますね。