ARMユニバーシティプログラムワークショップのご案内

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今年も12月にARMユニバーシティプログラムのワークショップが二つ開催されます。どちらのワークショップも大学関係者は無料で参加でき、軽食も用意されています。大学関係者の方はぜひご参加ください。


ARM-based Satellite Systems Design Workshop

日時:2016年12月16日(金)9:30 - 17:30
場所:〒274-8501 千葉県船橋市習志野台7丁目24-1
日本大学 理工学部船橋校舎12号館1221グループワーク教室

教育者や学生向けのARM Cortex-M3プロセッサを使用したARMベースの超小型衛星システムの開発方法に関する一日ワークショップです。このワークショップでは、超小型衛星の命令・データ処理系(マイコンのプログラミング)、電源系(電力マネージメント)、通信系(衛星-地上局間通信)、センサ系等のサブシステム統合を通して、各サブシステムの役割・振る舞いやそれらがどのように一つの人工衛星として統合されていくのかを学びます。ワークショップの最後には、模擬超小型衛星と模擬地上局間の通信を実施します。

ワークショッププログラム

  • ARMとARM University Programの紹介
  • ARM ArchitectureとARM Cortex-M3 Processor
  • ARM mbed SDK(Software Development Kit)
  • 超小型衛星とハンズオン教材HEPTA-Satの紹介
  • Lab 1 - ARM Cortex-M3 Processorとmbedを使用したプログラミング
  • Lab 2 - 電源供給と電源管理
  • Lab 3 - データ計測(GPS,角速度,加速度)
  • Lab 4 - 地上局との通信
  • デモンストレーション

参加対象
これから超小型人工衛星を設計・開発・運用しようという方や、ARMベースの航空宇宙アプリケーションに興味のある方を対象としています。教員、研究者、学生の皆さんの参加をお待ちしています。

準備
Windows OSのノートパソコンをお持ちください。組み込みシステム設計の知識やC言語プログラミングの知識があると役に立ちます。

お申し込み
こちらからオンライン登録をお願いします:AUP Workshop Registration
登録後2週間以内に参加の可否についてメールでご連絡いたします。

ワークショップの詳細についてはウェブページから確認することができます。

お問い合わせ
ご質問は以下のメールアドレスまでお問い合わせください。
ARM University Program at: スクリーンショット 2015-10-09 18.59.14(英語)または、Junichi Aoyama: (日本語)までお願いします。


ARMベースSoC設計ワークショップ

日時:2016年12月17日(土) 9:30 - 17:00
場所:〒152-8550 東京都目黒区大岡山2丁目12-1
東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館E棟10F1001会議室

このワークショプの目的は、ARM Cortex-M0 Design Startソフトコアプロセッサを使用したSoCをどのように設計・実装するかを理解することです。ARM Keil MDKソフトウェアツールを使用して、低消費電力のARM Cortex-M0プロセッサのためのプログラミングを学びます。また、AMBA3 AHB準拠の周辺機器をどのように設計し、Digilent Nexys3 FPGAボードにどのように実装するかも学びます。

ワークショッププログラム

  • ARMとARMユニバーシティプログラムの紹介
  • ARMプロセッサとARMv6-Mアーキテクチャの概要
  • ARM Cortex-M0 Design Startプロセッサの概要
  • ARM Keil MDKソフトウェア開発キットの紹介
  • ラボ1 – 基本となるARM Cortex-M0ベースSoCの構築
  • ラボ2 – 準拠の周辺機器との統合
  • ラボ3 – ライブラリを使用したC言語プログラミング
  • ラボ4 – モジュール化設計とシステム統合、スネークゲームのデモ

参加対象
大学教員および大学院生を対象としています。また、SoCおよびFPGA設計の十分な知識を持つ研究者あるいは学生も申し込みが可能です。

準備
参加者はARM Cortex-M0 Design Startソフトコアプロセッサをダウンロードしてください。申請処理が完了するまでに数週間かかることがあります。もし、事前にプロセッサのコードをダウンロードできない場合には、ワークショップ(ラボハンズオンセッション)において、合成されたビットストリームを提供します。また、Xilinx ISE 14.7およびARM Keil MDKソフトウェアDigilent AdeptをインストールしたWindows OSのノートパソコンをお持ちください。
Verilog/VHDLによる論理回路設計と論理合成のフローの知識、マイクロコントローラーの経験があると役に立ちます。

お申し込み
こちらからオンライン登録をお願いします:AUP Workshop Registration
登録後2週間以内に参加の可否についてメールでご連絡いたします。

ワークショップの詳細についてはウェブページから確認することができます。

お問い合わせ
ご質問は以下のメールアドレスまでお問い合わせください。
ARM University Program at: スクリーンショット 2015-10-09 18.59.14(英語)または、Junichi Aoyama: (日本語)までお願いします。