こんにちは、坪井です。
アメリカのラスベガスで開催されている、コンシューマ・エレクトロニクス分野では世界最大の見本市であるCES 2017に合わせて、Arduino S.r.l.がプライベートショーを開催していたので参加をしてきました。そこで、Arduino S.r.l.がSemtechとコラボレーションして今年リリースする予定の、LoRa Node ShieldとGateway Shieldを見せて貰いました。
といっても、見せて貰えたのは、まだ部品を実装していない写真の基板です。
Node Shieldは、LoRaのノードをArduinoを使って作るためのシールドです。
Gateway Shieldは、イーサネットやWi-Fiなど他の接続手段を持ったArduinoに取り付け、Node ShieldとLoRa変調で通信をし、ゲートウェイの役割をするためのシールドでしょう。基板にはGPSアンテナを接続するためのコネクタと思われるシルクも見うけられます。
恐らくヨーロッパの周波数帯に合わせて開発されているであろう、これらのシールドですが、日本では周波数帯も運用ルールも異なるためにそのまま使うことはできないはずです。私たちスイッチサイエンスとしては、日本で適法に使っていただけるシールドを用意できるよう、働きかけていきたいと考えています。