投稿者: みなさん、こんにちは。仕入担当の牧井です。
旧製品が生産終了になってからちょこちょこお問い合わせもいただいていたのですが、RedBearLab社の人気BLE製品、BLE NanoがV2になって帰ってきました！
旧製品をお使いいただいていた方々から「V2になって、何が変わったの？」というお声も何件かいただいているので、旧製品との差を簡単に比較してみました。
◯BLE Nano新旧比較
| 旧製品（BLE Nano V1.5） | BLE Nano V2 | |
|---|---|---|
| SoC | ARM Cortex-M0コア nRF51822ベース MDBT40（32 bit＠16 MHz） | ARM Cortex-M4Fコア nRF52832ベース MB-N2（32 bit＠64 MHz） |
| Flash | 256 KB | 512 KB |
| RAM | 32 KB | 64 KB |
| 対応Bluetoothバージョン | 4.1 | 4.2および5 |
| I/O | 10 x デジタル（最大） 6 x アナログ（最大） （1 x UART、1 x SPI、1 x I2C） |
12 x デジタル 12 x アナログ（PWM） 6 x ADC （1 x UART、2 x SPI、1 x I2C、NFC、シリアルワイヤデバッグ（SWD）ポート） |
| サイズ | 18.5 mm x 21.0 mm | 18.0 mm x 21.0 mm |
| 当社販売価格（単体） | 2,500円（税抜） | 2,030円（税抜） |
V1.5に比べて様々な点で優れているV2ですが、唯一のネックが日本国内で適法に扱うための工事設計認証（いわゆる技適）が取得できていない点でした。このまま日本で使えない状況はもったいないということで、今回スイッチサイエンスでは認証取得に協力し、本日ついに発売にこぎつけることができました。ということで、本日当社から発売した製品は、もちろん技適マークが入っています（当社以外から入手した場合は、技適マークが付いていない可能性がありますのでご注意ください）。
上の比較表はBLE Nano単体について書いていますが、ライター同梱のキットや、ArduinoフォームファクタのBlend、BLE Nano専用の試作用基板、といった各種関連製品も同時に発売しました。ぜひ一緒にご検討ください。
◯商品情報
| 当社SKU | 型番 | 商品名 | 当社販売価格（税別） |
|---|---|---|---|
| 3444 | REDBEAR-BLENANOKIT-V2 | RedBearLab BLE Nanoキット V2 | 3,600円 |
| 3445 | REDBEAR-BLENANO-V2-WOH | RedBearLab BLE Nano V2（ピンヘッダ未実装） | 2,030円 |
| 3446 | REDBEAR-BLENANO-V2-WH | RedBearLab BLE Nano V2（ピンヘッダ実装済） | 2,030円 |
| 3447 | REDBEAR-BLEND-V2 | RedBearLab Blend V2 | 3,600円 |
| 3448 | REDBEAR-NANOPROTO | RedBearLab BLE Nano V2用プロトボード | 830円 |
