投稿者: こんにちは、牧井です。今週もSparkFunブログ記事「Friday Product Post（旧New Product Friday）」の日本語版をお届けします。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日のお昼12時に日本語に訳して公開しています。
Friday Product Post: Run Qwiic in the Relay Race!
Qwiic対応のリレーボードのシングル、クアッドバージョン、Raspberry Piボードの新バージョンの紹介です！
BY XTOPHER
2019年初回の新製品紹介は電源系のアクセサリボードを使ったことがある方向けのQwiic relay boardや新しいRaspberry Pi 3 A+を取り上げます。今週は比較的少なめの内容です。
危険！高電圧！
SparkFun Qwiic Single Relay
COM-15093
$11.95
Arduinoやその他低電力のマイクロコントローラを用いて、高消費電力のデバイスの電源を入/切したり制御してみたことはありますか？SparkFun Qwiic Single Relayはこれまでで最も簡単に使えるリレーです。本品は240 VACで5.5 Aまで取り扱え、シンプルなI2Cコマンドでリレー回路の制御ができます。
SparkFun Qwiic Quad Relay
COM-15102
$29.95
SparkFun Qwiic Quad Relayは、Arduinoやその他低電力のマイクロコントローラを用い、I2Cをつかって四つの高消費電力デバイスをスイッチングできるユニークなパワーアクセサリボードです。SparkFun Qwiic Quad Relayは独立した4個のリレーを搭載しており、各チャンネル250 VACまたは30 VDCで5 Aまで扱えます。各チャンネルごとに個別色のLEDがあり、見分けやすいシルク印刷も施されていて、ネジ止め式の接続用端末が用意されています。上記のSingle Relayボードと同様に本品もQwiic対応で簡単に扱えます。
このPiはA+ 評価!
Raspberry Pi 3 A+
DEV-15139
$29.95
よりコンパクトで経済的なRaspberry Piはいかがでしょうか？Raspberry Pi 3 A+は、Raspberry Pi 3 Model B+と同様に64 bit対応、1.4 GHzクアッドコアプロセッサ搭載、デュアルバンド2.4 GHzおよび5 GHz無線LANと、Bluetooth 4.2/BLEに対応しています。RPi3 A+はB+バージョンと同じ64 bitプロセッサを搭載していながら、イーサネットコネクタおよび三つのUSBポートが省かれています（USBポートは1ポートです）。A+は2x20 GPIOヘッダおよびCSI/DSIコネクタを搭載しており、既存のHATやカメラその他周辺機器が使用可能です。デスクトップPCをつかってできるような例えばスプレッドシートやワード、HDビデオの再生やゲームなど多くのことをこのシングルボードコンピュータを使ってできます。さまざまなタイプのLinuxを実行できますので、世界中でプログラミング教育に利用されています。こうした多くのことができて価格は約$30です。
※上記製品には電波を発する機能が搭載されていますが、日本で扱うために必要な工事設計認証（いわゆる技適）を取得していない可能性があります。したがって当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
2019年最初の新製品紹介は以上です。これから年末のホリデーシーズンを迎えますので、当社社員もしばらくは家族や親しい人たちと水入らずの時間を何日か過ごす予定ですが、程なくしてたくさんの新製品とともに帰ってきますのでお楽しみに。本日紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
来週もすばらしい新製品を紹介しますのでお楽しみに！
原文：Friday Product Post: Run Qwiic in the Relay Race!
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。
