【工場動画あり】2020年、#M5Stack の新工場が東莞に拡張移転。2F提携工場でSMT,そのまま3F自社工場で組み立て。新工場を訪問してきました。

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工場紹介動画を撮りました!

大人気のM5Stackシリーズ、2020年に新工場が東莞に拡張移転。虎門まで新工場を訪問してきました。

新工場は深圳と高速道路でつながっている東莞市の南部、虎門にあります。M5の現オフィス(西丽)からは車で1時間ぐらい。
虎門は1840年に中国がイギリスからのアヘンを差し止めてアヘン戦争のきっかけにもなった歴史的な場所で、高校の教科書にも登場します。深圳と違い、数百年の歴史がある港町です。

事故渋滞にハマって工場の昼休みとぶつかった僕たちは、訪問前に地元の名店で海鮮をいただきました。Jimmyの生家は、ここからは遠いものの同じ東莞市にあり、多少土地勘があります。

新工場はこの工業団地の3Fにあります。

今日はM5Bala2の製造中だったライン。ラインのサイズは2倍強に拡大しました。1ロット1000個程度で多くの製造数のあるM5シリーズは、自社工場でのフレキシブルな製造に支えられています。

左がCEOのJimmy,右が製造マネージャーのVincent。Vincent含め、ここで働いているのはすべてM5Stackの社員です。こちら虎門工場はそばに寮もあり、工員たちふくめ寮住まいの社員も多いです。

こちらも数倍のサイズに拡大した倉庫スペース。今は春節前の大増産に備えて、部材や梱包材などでパンパンでした。

2Fは提携工場でSMTを行っています。2FでSMT,そのまま3Fの自社工場で組み立てが行なえることで、さらにアイデア→プロトタイプ→プレ量産→販売→改善のプロセスが加速しました。

2F提携工場、SMTラインに付随するラインで量産中のStickC。テストにはM5Basicが使われています。ハードウェアスタートアップが作るオリジナリティのあるハードウェアは、テスト基準、テスト方法や治具まで自分たちで作らなければならないという苦労もあります。深圳のハードウェアスタートアップはかなりの数が自社で製造ラインを備えていますが、そこでは自社製品がラインに組み込まれているのを見ます。

「工場はひとまず拡大して、オフィスも年内には拡大移転する。今のオフィスで製造もしていた時は40人弱だったけど、今は70人強で倍ぐらいになった。オフィスを移転すれば設計やマーケ、ソフトウェアの人も増やせるし、まだ拡大したいけど、100人とかになるとマネージメントするの難しくなりそうだなあ。。 自分はCTO的な設計開発のリーダーをやめる気ないし、プロダクトが全体のリードをする会社であることが大事だと思う。でも、もっと大きくなりたいけど、人が増えるとマネージメントがなあ。。」
と、今後のことも考えながら終日運転してくれたJimmy。お疲れさまでした。4人でドライブしていたのですが全員技術が好きなので、Appleシリコンの話や最近の深圳テックスタートアップの話、新しい製品の話などで非常に楽しい車中でした。(会話ぜんぶ中国語なので、どのぐらい理解できてたか怪しいですが)

新工場にて。右から僕、Jimmy,マーケティングマネージャーのAllen,一緒に訪問した某超大企業の教育事業担当Xiang。2021年も深圳速度で拡大して走り続けます!

おまけ:
オフィスの方も南山区中心部に拡大移転を予定しているM5Stack。新しいオフィスのオープンパーティ(1ヶ月以内ぐらい)で、みなさまから頂いたビデオメッセージを流そうと考えています。
ご協力いただける方、こちらのGoogleドキュメントを読んでご参加ください。

M5Office移転祝いメッセージを送ろう/Send Message to M5Stack, Congrat new office!