こんにちは。小室です。スイッチサイエンスで販売している「ラズパイ3に最適なACアダプター 5V/3.0A USB Micro-Bコネクタ出力」を製造している株式会社ユニファイブさんの工場を見学させていただきました。
UNIFIVEさんは、ざっくりいうとACアダプター・スイッチング電源屋さんです。日本、中国、台湾、香港、アメリカ、韓国に支店があり、製造は中国・深センの工場で行っています。今回はその深センの工場を見学させていただきました。
社長の坂巻さん(右)と小室(左)。
工場に入る前に、靴にビニールを被せます。
SMT部。チップマウンターなどが置いてあります。まずは、表面実装部品を接着剤で仮止め。
次は足のある部品。特定の部品を特定の場所へプチプチと差し込みます。流れ作業で、一人につき二つか三つの部品をセットしていました。
ズラッと並んだ作業員さんたち。若い女の人が多かったです。工場は全体的にとても明るかったです。休憩時間になると一部の電気がパッと消えて、みんな一斉に寮に戻っていきました。
すごく丁寧な作業手順書がそれぞれの作業員さんの目の前に掲示されていました。
フロー方式ではんだづけする機械。うーん見えづらい…ですが、真ん中あたりの銀色にポコポコした部分がハンダです。この上を基板が通って、でてきたらはんだづけが完了しています。
ちゃんとはんだづけできてるか確認して、切り分けて、ひとまず基板は完成。
通電チェック。
ケースに入れて
超音波で圧着して完成です。
いろんな電圧をかけてみるテスト。
振り回したり
引っ張ったり
熱いところとか冷たいところにいれたりと、いろいろな試験装置もありました。
検査を待つ製品たち。
UNIFIVEさんは研究開発にも力を入れていらっしゃいます。スイッチサイエンスのラズパイ3に最適なACアダプタも、こちらでたくさんおせわになりました。
所変わって、こちらは入荷した部品の検査をする部屋。こちらもチェック項目が決まっていて、細かくて丁寧な手順書がありました。
検品する部屋の奥の棚の一部に穴が。実は奥にはX線で検査する機械が置いてあります。部品がちゃんとRoHSに適合しているかもチェック。
こちらは部品倉庫。上の部屋でチェックされた部品たちが置かれています。温湿度管理されており、もちろん先入れ先出しなどもばっちり。
作業員さんたちが暮らす寮もありました。
番外編
晩御飯は、台湾料理を食べに行きましたー!小ぶりな牡蠣の唐揚げが美味しかったー♡怪しい笑みでおすすめされたお酒は、セメダインの匂いがしました!!!