こんにちは、牧井です。火曜日お昼、SparkFunブログのFriday Product Post(New Product Friday)日本語版の時間です。
Friday Product Postは米国SparkFun社の新商品を紹介するSparkFunのブログです。米国現地時間の毎週金曜日に公開されています。スイッチサイエンスでは翌週火曜日のお昼12時に日本語に訳して公開しています。
Friday Product Post: Line Drive
メジャーリーグのワールドシリーズの結果は劇的でしたね。当社も、これまでになかったような斬新な新製品情報をお届けしたいと思います。今週はLP55231 Driver Breakoutや、LilyPad Sewable Electronics Kitのご紹介です!
BY XTOPHER
みなさんこんにちは、新製品紹介の時間です。先日ワールドシリーズが終わりましたね。シカゴ・カブスファンのみなさん、おめでとうございます。今週は四つの新製品を紹介いたします。一つの製品を塁とたとえると、いわば満塁ホームランですね。
ご紹介する新製品は、LP55231 LED Driver Breakout、LilyPad Sewable Electronics Kit、MAX31820 Ambient Temperature sensor、LIDAR-Lite Accessory Cableの四製品です。ではいつもの通り、まずは動画をご覧ください。
“Line Driver”の話でした(注:ライナーの打球とLEDドライバーとをかけています)
SparkFun LED Driver Breakout - LP55231
BOB-13884
$7.95
SparkFun LP55231 LED Driver Breakoutは、単体で9チャンネルのI2C LEDコントローラーを開発、表示することができます。ボード上にはLP55231 LEDコントローラーICと、三つのRGB LEDを搭載しているだけのシンプルな設計です。ボード上のパッドやジャンパを介して、オンボードLEDから外部LEDに切り替えることもできます。またI2Cバスを設定することで、本体ボードを四つまでデイジーチェーン接続することもできます。本製品はパルス幅変調(PWM)でLEDを制御しますので、さまざまな光の強さや色の組み合わせを表現することができます。
LilyPad Sewable Electronics Kit
KIT-13927
$99.95
※この製品は現在予約中のため、お取り寄せは承っておりません。
LilyPad Sewable Electronics Kitは、現在予約を受付中です。いくつか用意されているLilyPad初心者向けのプロジェクトを通して、eテキスタイルのすばらしい世界が拡がっていくことでしょう。LEDを点灯させる回路を縫い込んだり、ボタンやスイッチを使ってLEDを制御したり、さらにLilyMiniなどであらかじめプログラムし、環境光にあわせてLEDを点灯させたり、といったことができます。本キットにはLilyPad LEDとバッテリホルダーの他、縫い付け前に実験ができるLilyPad ProtoSnapボード二個が付属しています。
製品が公式にリリースされる頃には、Angela Sheehanと我々の教育部門によって書かれたガイドが添付される予定です。
One-Wire Ambient Temperature Sensor - MAX31820
SEN-14049
$1.95
MAX31820周辺温度センサーは、9ビットから12ビットの分解能で温度計測ができます。摂氏+10°Cから+45°Cの範囲では±0.5°Cの精度で計測でき、動作範囲の-55°Cから+125°Cの間では±2.0°Cの精度で動作します。
LIDAR-Lite Accessory Cable
CAB-14043
$4.95
LIDAR-Lite v3付属のケーブルと同一の製品です。LIDAR-Lite Accessory Cableの終端は、一方が6ピン JST端子で、もう一方が裸のワイヤ状態です。破損時の交換部品として、また、単にもう一本欲しい場合にどうぞ。
今週は以上です。お楽しみいただけましたでしょうか?来週はRaspberry Pi CAP関連の新製品をご紹介する予定です。では来週もお楽しみに!
原文:Friday Product Post: Line Drive
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。