こんにちは、牧井です。今週もSparkFunブログ記事「Friday Product Post(旧New Product Friday)」の日本語版をお届けします。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日のお昼12時に日本語に訳して公開しています。
Friday Product Post: Pump Up the Jam!
3種類の新しいオーディオボード、12ボタンのキーパッドの登場です!
BY XTOPHER
みなさんこんにちは!SparkFun Electronicsの新製品紹介の時間がやってきました。ポテンショメータ付き1.5 Wステレオ/モノラルアンプや、扱いが容易な2種のオーディオボード、12個のボタンが付いていていろんなプロジェクトで便利に使えるキーパッド製品を紹介します。では順に見ていきましょう。
大いなる力には、大いなる責任が伴う……のですがそれじゃつまらないので、Smashmouthの曲を再生するいたずらを仕掛けて友達を驚かしてみましょう。
SparkFun Noisy Cricket Stereo Amplifier - 1.5W
DEV-14475
$9.95
Noisy Cricketがあれば、ディ・アトマイザー砲は要りません(訳注:映画メン・イン・ブラックの劇中で使われる武器)。本品はワイヤを接続して音量を上げるだけで簡単につかえます。Noisy Cricket Stereo Amplifierは、LM4853 Boomer ICを搭載しており、1.5 W(4Ω)のモノラル出力または各チャンネル300 mW(8Ω)のステレオ出力ができます。本品にはパワーコントロールおよび左右のチャンネルゲインを調整できるデュアル連動ポテンショメータが付いています。
Noisy Cricket Stereo Amplifier - 1.5W Hookup Guide
APRIL 26, 2018
Noisy Cricket Stereo Amplifier - 1.5 Wの接続ガイドです。
SparkFun Little Soundie Audio Player
DEV-14006
$13.95
SparkFun Little Soundie Audio Playerは取り扱いが簡単かつ楽しいオーディオ再生装置で、OGG VorbisやWAVファイルのデコードが可能なVS1000DオーディオコーデックICにアクセスできるブレークアウトボードです。Little Soundieは、オーディオファイルを保存しておけるUSBマスストレージを搭載しており、オーディオ再生を開始するのも簡単ですので、小道具やコスチュームその他のいろんな作品に効果音を付け足すことが簡単にできます。Little Soundieは、マイクロUSBケーブルでコンピュータと接続する、power/playボタンを押す、ディスクをフォーマットする、.oggファイルまたは.wavファイルをドラッグアンドドロップする、という四つのシンプルな手順で設定が完了してしまいます。
Little Soundie Audio Player Hookup Guide
APRIL 26, 2018
Little Soundie Audio Playerを使って、作品に効果音を付け足してみましょう。
SparkFun Papa Soundie Audio Player
DEV-14554
$25.95
SparkFun Papa Soundie Audio Playerは上記のLittle Soundieの上位版で、いろいろとカスタマイズして使うことができます。本品はOGG VorbisおよびWAVファイルの再生が可能で、音声ファイルの保存にはSDカードを用います。またArduino言語でプログラム可能なATmega328Pを搭載していますので、余計なハードウェアは最小限に、使い慣れ親しんだプログラミング環境をつかって効果音を再生させることができます。
Papa Soundie Audio Player Hookup Guide
APRIL 26, 2018
Papa Soundie Audio Playerを使って、作品に効果音を付け足してみましょう。
Keypad - 12 Button
COM-14662
$3.95
Keypad - 12 Buttonは、ベーシックな12ボタンのキーパッドで、簡単に入力ができる実用的な製品です。ボタンはマトリックス配置です。マイコン側で七つの出力ピンをスキャンし、12個のうちどのボタンが押されているかを判定します。
キーパッドのキートップにはそれぞれ1、2、3、4、5、6、7、8、9、0、*、#と刻印されており、電話のキーパッドと同じ配置です。キーを押したときに10Ωから150Ωの抵抗値となります。
今週は以上です。動画での音をつかったいたずらを楽しんでもらえましたか?音を再生する作品のアイデアが湧いたでしょうか?なにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
記事をご覧いただきありがとうございました。来週もお楽しみに!
原文:Friday Product Post: Pump Up the Jam!
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。