こんにちは、高須です。スイッチサイエンスでグローバルビジネスデベロップメントという仕事をしていて、中国の深圳に住んでいます。
先日、M5Stackのユーザーミーティングが開かれ、150人近い人々が集まりました。
僕は深圳にいて参加出来なかったのですが、ユーザーミーティングの話を聞いた4月3日に、すぐCEOのJimmyに会いにいって自撮り棒+スマホ録画で日本のユーザ向けのメッセージを収録し、5月13日のミーティングで放送してもらいました。ここにメッセージを共有します。
一ヶ月以上もたったので、当時は僕もはじめて聞いた話ばかりだったのですが、たいていは発表ずみのニュースだったり、その後変化したものになってしまいました。深圳では時間の流れが速いですね。
■M5Stackとスイッチサイエンス
M5Stackはシリコンバレーの有名なハードウェアアクセラレータ、HAXの支援を得て開発をしている中国のスタートアップ企業で、僕らスイッチサイエンスとは昨年11月のMaker Faire Shenzhen 2017で知り合いました。
僕はその後の12月にスイッチサイエンスに加入し、M5StackのJimmyと頻繁に会うようになりました。JimmyほかM5Stackの社員は、日本のMakerが中心のTwitterのタイムラインをよくチェックして、新作が出るごとに喜んでいます。今のところ、もっともアツくM5Stackを受け入れているのは日本のようです。
Jimmyはもともと電力会社勤務で、設計についてはプロフェッショナルですが、製造と日本へのデリバリーについては初めてのチャレンジが多く、僕らの力不足もあり、在庫切れでご迷惑をおかけしています。流通や認証についてはスイッチサイエンスでもサポート出来ることがあるので、こちらからもある程度のボリュームを約束する、弊社の協力会社を通じて発送してもらうなど、協力してなるべく早く安定して在庫を確保し、新製品もお届け出来るように、一日数通は共通のWeChatグループでやりとりをしています。おかげさまで弊社からいくつかの販売店に卸売りさせていただくこともまとまり、ボリュームが確保出来たことで製造も流通も問題解決に向かい始めました。
M5Stackは急成長中で、ビデオを撮ってから今までの1.5ヶ月の間に、倍ぐらいに社員が増え、流通やデザインについても担当者がアサインされて、その意味でも良い方向に向かいつつあります。(成長に伴って、担当者が変わりまくる困難もあるのですが、それはスケールorDieの深圳の会社を相手にするときは避けづらいことです)
僕はMaker Faire Shenzhenの協力者でもあります。日本のMakerが、M5Stackを使ったプロジェクトを持って、2018年のMaker Faire Shenzhen(まだ日付は未定。おそらく11月)に日本からの出展者が来てくださるのをお待ちしています。