こんにちは。小室です。先日、つくばにある「FPGA-Cafe」にお邪魔させていただきました!
一昨年の5月にオープンした「FPGA-Cafe」。私は初めてお邪魔させていただいたのですが、外見は圧倒的におしゃれなのに入ってみたらギークな雰囲気たっぷりな、びっくり箱のような場所でした。最近増えている「ものづくり系カフェ」との最大の違いは、電子工作に欠かせない工具や機材、書籍の圧倒的な充実感。もちろんどのカフェにも特徴的な機材やテーマはありますが、FPGA-Cafeには電子工作を全方位からサポートしてくれる材料が盛りだくさん。まさに電子工作の夢の国でした。
FPGAカフェは茨城県つくば市、筑波エクスプレスのつくば駅からバスで10分程度、バス停からは徒歩で5分程度ののどかな住宅街の一角にあります。建物自体はちょっと古いのですが、2階の奥に白くて可愛い空間が広がります。
FPGA-Cafeに入ってまず目につくのは、部屋の中央に見える透明のアクリルとアルミサッシで囲まれた空間です。ここはすすたわりさんの作業スペースなのですが、工具やガジェットで溢れかえっていてとにかく秘密基地感満載!!みるだけでワクワクしてしまいます!
入り口から入ってすぐのところ(写真左側)には、カフェ然としたカウンターキッチンとテーブル、ソファなどが用意されており、お客さんはここでコーヒーや紅茶、日替わりのお菓子などを楽しめます。写真右手の奥には電子工作に欠かせない工具や機材、書籍が所狭しと並んでいました。
上の写真のほかにも、FPGA-Cafeにはプロトタイピングに必要な機材が一通りそろっています。レーザーカッターで小物を切り出したり、電子工作キットをはんだ付けするのはもちろん、基板加工機+チップマウンタ+リフロー炉のコンボで、自分で設計した基板をそのまま出力して試作することもできちゃいます。
FPGA-Cafeの営業日は毎週日曜日の13時から20時。都内にあって、気軽にプロトタイピングを楽しめるのがはんだづけカフェとするならば、都内からはちょっぴり遠いけれど、一流の機材でじっくりゆっくり時間をかけて、試行錯誤を繰り返しながら大物のプロトタイピングをするのにぴったりなFPGA-Cafe。ぜひ一度足を運んでみて下さい。