皆さん、バレンタインデーはどうでしたか?
私はもちろんもらえませんでした。
バレンタインデーにチョコもらえてなくても、ホワイトデーに参加したっていいじゃないですか。
逆にここで渡しておけば来年のバレンタインにはもらえるかもしれないじゃないですか。
というわけで、やりましょうよホワイトデー…
しかし、ただお菓子やらを渡すだけではなんですので、ちょこっと電子工作成分を入れてみます。
いろいろ考えた末、お菓子を入れる箱を作ることにしました。箱を開ける鍵は心拍数です。
プレゼントをもらってドキドキしていればこりゃもう脈有りですよ。ええ。来年のバレンタインは勝利確定ですね。
というわけで、早速箱を作ってみました。
素材は木にしようかなぁと思いましたが、3Dプリンタで作ることにしました。フィラメントの色はホワイトデーにちなんで白で。
他に必要な部品は心拍センサとサーボモータとサーボホーン、Arduino Pro Mini(3.3V 8MHz)、USBシリアル変換アダプタ
出来る限りスイッチサイエンスで入手可能な部品で構成できるようにしたかったのですが、なかなかそうもいきませんでした。
キックバネ3個、M3x10のタッピングビスが4個、M2x10のナベネジが1個、直径2.1mmのアルミパイプ30cm 1本、電池ボックス単3x2が1つ。(実は単3x4の電池ボックスも追加で必要でした。)
まずは、箱を少し組み立てます。
ふたと本体を合わせて、短く切ったアルミパイプとキックバネを通します。アルミパイプの先端をつぶして抜けなくします。(これが後の悲劇の原因となろうとは…)
次にまたまた3Dプリンタにがんばってもらって小さな部品を作り、それをサーボモータと組み合わせます。
下段にArduino Pro Miniと電池ボックスとサーボモータを収めます。
そして、ここで大きな忘れ物に気がつきました…
サーボモータ用の電源を… やってしまいましたね…
仕方が無いので、かっこ悪いけどサーボ用の電池は箱の収納部にいれます。(これが悲劇の引き金になろうとは…)
心拍数が高くなるとふたが開くようにしてあります。
ただ、心拍数は人それぞれなのでなかなかうまくはいきませんね。
あとはお菓子をいれてプレゼントするだけですね。相手がぜんぜんドキドキしてくれなくてもあきらめないでつり橋にでも連れて行きます。
ホワイトデーまで電池がもったいないので電池を抜いて、ふたを閉じて待ちましょう。
…
あ、サーボの電池ボックスは箱の中… その状態でフタを閉じたら… 開かない… 詰んだ…
なんかいろいろ問題だらけですが、皆さんもホワイトデーに何か作ってみてはいかがでしょう?
簡単な光物でもきっと喜んでもらえると思いますよ。