こんにちは、小室です。Arduino IDE 1.6.3がリリースされました。Arduino Blogで公開された情報を簡単に訳してみました。参考になれば幸いです。原文は「ARDUINO IDE 1.6.3 RELEASED AND AVAILABLE FOR DOWNLOAD」をご覧ください。
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新しいバージョンのArduino IDE(1.6.3)がリリースされました。「Download」ページからダウンロードできます。Arduino IDE 1.6.3ではバグをいくつか修正しました。前回、1.6.2をリリースした後、皆様からたくさんのフィードバックをいただきました。そこで報告いただいたたくさんのバグを修正しました。主な修正点は以下のとおりです。
- いくつかのLinuxディストリビューションで落ちてしまうバグを直しました。
- AVRのコアに関わるファイルをまとめてハードウェアフォルダに移動しました。
- httpsで始まるリンクがウィンドウズやマックでうまく動いていなかったバグを直しました。
- Arduino言語の色分けを追加しました。
- 古いArduino IDEで作ったスケッチを更新しなくても新しいIDEで動くようにしました。
- ライブラリーに重複があることをコンパイル後に表示するようにしました。これは@PaulStoffregenのおかげです。ありがとう。
いつものように、すべての修正とクレジットはこちらに載っています。
忘れずにLibrary Managerをチェックしてください。このブログを書いている時点で144のライブラリーが載っています。これはPaul StoggregenとAdafruitのおかげです。ありがとう。
Arduino言語の色分けについて少し触れておきます。Arduinoリファレンスに載っている3つのカテゴリー「Structure」「variables」「functions」のそれぞれに異なる色をつけました。Structureは緑に、variablesは青緑にしました。functionsはオレンジのままです。このような新しい色分けをするにあたって、多くのユーザにテストしてもらいました。そしてこの色分けは、初心者にとってわかりやすく、プログラミングを始めるときの視覚的なきっかけになるということがわかりました。
何か問題点を見つけたら、気軽にGithubやArduino forumで報告してください。テクノロジーの専門家でなくても気にすることはありません。すべてのフィードバックに価値があります。
Happy hacking!