こんにちは、小室です。ついにやって来ました、Maker Faire Tokyo 2015!スイッチサイエンスのプレス班として、前日(7月31日)に行われた事前取材会に行ってきました。会場の様子を、一足早くお届けします。
Maker Faire Tokyo 2015は、前身のMake Tokyo Meetingも入れると今回で11回目。今年は夏休み真っ最中の8月1日、2日に東京ビッグサイト(西4ホール+屋上展示場)で開催されます。出展者はなんと350組!来場者は1万5千人を見込んでいるそうです。
Maker Faireといえば、スイッチサイエンスではすぐに電子工作を思い浮かべてしまいますが、もちろんそれだけではありません。今年もいろんな分野のMakerさんが出展しています。今回は事前取材会で気になった展示、パフォーマンスを少しだけ紹介します。
光る
ソールが光る靴Orphe。これはかっこいい。CMにも使われた話題の作品です。展示されていた靴はすべて手作りで、ソールの厚みや密度を中に入っているLEDの密度などとあわせてかなりこだわって作っているそうです。手作りなので結構重いのですが、製品化に向けて軽量化も図っているそうです。PCやiPadを使って動きと音や光を連携させることができます。ハードもソフトもかなりしっかり作りこまれてました。ソフトのインターフェースも全部かっこいい。
ダンサーさんとのコラボレーションが多いそうですが、今後は音楽業界とのコラボレーションもしていきたいとのこと。ダンスのイベント等でも登場する予定だそうです。詳しくはブース番号K-05のno new folk studioさんのブースまで!
楽器
スライムシンセサイザー。スライムを触ったり変形させたりすることで音が変わる楽器です。キッズスペースで土曜日の14時からデモをされるそうです。もちろん子どもたちのおさわりOK!全く新しい楽器体験になると思います。
写真の右手の人差指に入れた指輪は、シンセサイザー本体につながっています。スライムを触ると、自分の体を含めた回路が閉じて、電気が流れて音が出ます。スライムをながーーく引っ張ると低い音鳴ったり、つんつんするとピコピコいったりします。
飛ぶ
話題のクワッドコプター。これは竹でできたクワッドコプターで、竹コプター。ブース番号E-02-05、熊本高専 Makersさんのブースまでどうぞ。
デザインできる
ウェブで腕時計を注文すると3Dプリンターで受注生産してくれる
ロボット
論文まもるくん。キーボードから手を離してちょっとたつと、Crtl+Sを押してくれます。突然のブルースクリーンから論文をまもるわけです。最近は自動保存してくれる…とか言ったら負けです。なんて日本っぽいんだ!ブース番号A-05-01、NEXT+αさんのブースです。
壊す
コンピューターミシンの針の動きを制御して、というか針の動きに関するデータを壊して、崩れた模様を刺繍します。ミシンが壊れない程度にデータを壊すのがポイント。写真のMake Tシャツは、グッズ販売のコーナーで売っているそうです。
クラフト
ダンボールを使ったクラフト作品。ブース番号F-04-08、みんなのダンボールマンさんです。赤ちゃん抱っこして展示されてました。そんな時代なのですね…!
メントス×コーク大噴水ショー
今回のMaker Faire Tokyoの目玉のひとつ。Youtubeで人気のEepyBirdが初来日。ニューヨークのMaker Faireで見たことあるのですが、動画でみるより楽しい!単純に、吹き出すだけでも楽しいのに、きっちり計算されて出来上がったショーなのでますます楽しいです。そして、砂糖少なめのダイエットコーラを使っているのでべたつかない、とは言いますが、やっぱりちょっとべたついたような…すぐ近くで見ているとずぶ濡れになること必至ですので、積極的に濡れたいかたもカッパなどあったほうがいいかも。
いい笑顔だなぁ。
去年のMaker Faire Tokyoもそうでしたが、今年もキッズスペースと子供向けブースのコーナーがあります。入口すぐのところ。ワークショップも、子供も参加できそうな物が盛りだくさんです。スイッチサイエンスでも「出張はんだづけカフェ」としてはんだづけスペースを用意しています。毎年恒例の光るどうぶつバッジを作れます。
お台場はあつーいですが、ぜひぜひご家族連れでMaker Faire Tokyoを楽しんでくださいねー!