Maker Faire Bay Area 2019にてArduinoが新しい商品ラインナップを発表しました。夏にかけて量産がはじまるそうです。
Arduino Nano Every – perfect for everyday projects.
Arduino Nanoのフットプリントと同じ、メインにATMega4809、USBシリアル通信部にATSAMD11D14A(ARM Cortex M0+)を使用。無線を搭載しないので日本でも安心して使えそうです。
URL: https://store.arduino.cc/usa/nano-every
Arduino Nano 33 IoT
SAMD21G18A(ARM Cortex-M0+)ベース。WiFiとBluetoothの通信はu-blox社 NINA W102を搭載。入出力は 3.3Vのみ、5Vトレラントではありません。(あ、だからNano 33って名前か?)
URL: https://store.arduino.cc/usa/nano-33-iot-with-headers
Arduino Nano 33 BLE
nRF52840(Arm Cortex-M4F) ベース、u-blox社のNINA-B306を搭載。また、IMU(慣性計測装置)としてLSM9DS1を搭載。入出力は 3.3Vのみ、5Vトレラントではありません。
URL: https://store.arduino.cc/nano-33-ble-with-headers
Arduino Nano 33 BLE Sense
u-blox社のNINA-B306を搭載。nRF52840(Arm Cortex-M4F) ベース。入出力は 3.3Vのみ、5Vトレラントではありません。 LSM9DS1(慣性計測装置)、 LPS22HB(気圧・温度)、 HTS221(湿度)、ADPS-9960(デジタル近接、周囲光、RGB及びジェスチャーセンサ)、MP34DT05(デジタルマイク)を搭載。
URL: https://store.arduino.cc/nano-33-ble-sense-with-headers
まとめ
簡単に4種類の違いをまとめるとこんな感じ
- Arduino Nano Every → オンラインIDE対応
- Arduino Nano 33 IoT → WiFi BLEにつなぎたい!
- Arduino Nano 33 BLE → 低消費電力なBLEで運用したい!
- Arduino Nano 33 BLE Sense → いろいろセンサ使いたい!
気になるのは電波法関連です。搭載しているNINA W102やNINA B306は工事設計認証取得してるので、 メーカーによる工事設計認証の表示に対する考えがクリアになればOK?と期待しています。