投稿者: こんにちは。菅井です。卒業シーズンが始まり、とうとう東京でも桜の開花宣言が出ました。日が伸びて温かくなってくるのが実感できる今日このごろです（コロラドはブリザードで大変なようですが）。今週もNew Product Fridayの翻訳記事をお届けする日になりました。
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
A Plus to the RP2040
（編集注：「RP2040にプラスしよう」 Things Plusに引っ掛けていますね。）
RP2040 Thing Plusの出荷が始まりました。本日発売する他のアクセサリもお忘れなく！
みなさん、再びお会いしましたね！今週は別のRP2040 SparkFunオリジナル製品の出荷をお知らせします。SparkFun RP2040 Things Plusは、featherサイズでフラッシュメモリ16 MB、マイクロSDカードなどを搭載しています。SparkXのMicroMod Big Display Driver Carrier board、Raspberry Pi マイクロUSB /USB-Cアダプタ、（お求め安くなった）S.H.O.V.E.L.改良版も新発売です。それでは新製品すべてを詳しく見ていきましょう。
SparkFun Thing Plus - RP2040
DEV-17745
$17.95
SparkFun Thing Plus - RP2040は、Raspberry Pi財団のRP2040マイクロコントローラ搭載の低コスト、デジタルインターフェース付き低コスト高性能ボードです。 Things PlusつまりFeatherサイズ（GPIOピン18本付き）で、SDカードスロット、16 MB（128 Mビット）フラッシュメモリ、シングルセルバッテリー用JSTコネクタ（充電回路/バッテリ残量ゲージセンサ付き）、アドレス指定可能なWS2812 RGB LED、JTAG用PTH（メッキスルーホール）、4-40インチネジ（直径約2.8 mm）取付穴、そしてシンボルのQwiicコネクタも含まれています。
MicroMod Big Display Carrier Board
SPX-17718
$19.95
MicroMod Big Display Carrier Board は、HDMI信号を駆動し、マイクロコントローラで大画面のDVI、HDMI モニタ、TVに表示できます。HDMI信号を生成するために必要な複雑かつ高速な波形に対応できるマイクロコントローラは数少なく、現在のところ、互換プロセッサはRP2040だけです。デュアルコア Cortex M9（RP2040）を60インチTVに接続するだけでも笑い声が聞こえそうです。
Raspberry Pi Micro USB to USB-C Adapter - Black
In stock PRT-18015
$1.00
Raspberry Pi Micro USB to USB-C Adapterは小型アダプタで、micro-B USB電源アダプタのプラグでUSB Type-Cポートのデバイス（Raspberry Pi 4など）に給電できます。
SparkFun S.H.O.V.E.L. (without Paracord)
TOL-17721
$8.95
Semi-Horned Oblong Versatile Eating Ladle（S.H.O.V.E.L）の再登場です（編集注：短い角のついた、丸みのある細長い食事用の多目的先割れスプーンといった感じでしょう。スイスアーミーナイフのようなアウトドアで便利なグッズです）の再登場です。 これは普通の先割れスプーンではありませんよ、みなさん！（編集注：この辺りは英語ならではのしゃれです）。頑丈なチタンボディにギザギザの歯がついたナイフと栓抜きがついています。そして、極めつけはオープンソースです。このバージョンでは食器の値段を下げるためにパラコード（編集注：パラシュートで使われる丈夫な紐です）を省きました。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文：A Plus to the RP2040
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。
