投稿者: こんにちは。菅井です。桜も終わり新学期も始まりました。まだまだ落ち着かない天候が続きますがどのようにお過ごしでしょうか。今週もNew Product Fridayの翻訳記事をお届けする日になりました。
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Say "Yes" to S2
（編集注：「S2にしよう」 としてみました。S2は、ESP32-S2のことです。Yesとは、Netflixの新しいドラマに引っ掛けているかもしれませんが)
新型ESP32-S2 WROOM Thing Plusがオーディオボードとともに登場です。
今週もFriday Product Postで再びお目にかかりましましたね！ 今週最初のESP32-S2 WROOM Thing Plusは、Wi-Fi接続で拡大できる上にIoTで問題になっていたセキュリティ問題に取り組んだ新製品です。次は、SparkXとRaspberry Pi Zero用オーディオボード2点です。最後は Digilent Discovery 2用のステッカータグです。それでは詳しく見ていきましょう。
SparkFun Thing Plus - ESP32-S2 WROOM
WRL-17743
$19.95
※Wi-Fi、Bluetoothなど電波を発する機能が搭載された製品は、日本で扱うために必要な工事設計認証（いわゆる技適）を取得していない可能性があります。したがって該当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
SparkFun ESP32-S2 WROOM Thing Pluは、Espressif社製2.4 GHz SoC搭載の高度に集積されたFeatherフォームファクタの開発ボードです。ESP32-S2 WROOMモジュールは、オリジナルのESP8266やESP32のセキュリティ上の問題に対応、透明性のある外部フラッシュやRAMの暗号化、署名されたファームウェアのみ使えるセキュアブート、SHA-MACやMAC署名を生成する、ソフトウェアでアクセスできないキーを使ったHMAC/デジタル署名モジュールを搭載しています。ESP32-S2はIoTとコネクティビティをベースにしたアプリケーションに注力しているので、このボードを使えばコネクティッドな電子工作やアプリケーションにぴったりです。新機能が多数ありますので、製品ぺージをご覧ください（編集注：上記ビデオでも特徴を詳しく解説していますのでご覧ください）。
Qwiic Sound Trigger
SPX-17979
$9.95
Qwiic Sound Triggerは、Vesper Technologies社のVM1010とTI社のPCA9536 GPIOエクスパンダをベースにしています。VM1010は非常にスマートなデバイスで、超低消費電力のWake On Soundモードで動作し、音声がするとウェイクアップしてTRIG（DOUT）ピンがプルアップされます。MODEピンをローにするとNormalモードになり、通常のマイクとして使用でき、AUDIO（VOUT）ピンで信号が利用できます。動作は全て50 uS以内で完了し、MEMSマイクより高速で音声信号の始まりを逃しません。
Raspberry Pi IQAudio Codec Zero
DEV-17740
$20.00
IQaudio Codec Zeroは、Raspberry Pi ZeroサイズのオーディオI/O HATです。双方向デジタルオーディオ信号（I2S）をRaspberry Pi ZeroとDialog Semiconductor社のDA7212コーデック間で伝送します。組み込みMEMSマイクからモノラルEMCマイク、1.2 W 8 Ωモノラルスピーカーまで、各種入出力に対応します。
30-Pin Flywire Labels for the Analog Discovery 2
BOK-18075
$3.50
Digilent Analog Discovery 2 flywiresの30ピンプラスティック製ラベル30枚です。ステッカーを剥がして正しい線に貼れば、もう線の検索は不要です。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文：Say "Yes" to S2
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。
