みなさんこんにちは、すみやです。
今回はmyCobotでおなじみ、Elephant Robotics社の新商品myPalletizerを紹介します。
myPalletizer、スイッチサイエンスではマイ・パレタイザーと読んでいます。パレタイザーとはパレットに荷物を積み込む装置のことです。といっても実際に荷積する装置ではなく、myCobot互換の学習向けロボットです。Elephant Robotics社の動画がわかりやすいのでご覧ください。
myCobotは6軸の可動軸がありますが、myPalletizerは4軸です。
myCobotと比べると作業範囲が狭いですが、エンドエフェクターが必ず下を向くので、前回myCobotで行ったカードの仕分けのような上から物を掴むような作業にはmyPalletizerが適しそうです。
どちらもM5Stack Basic、M5ATOMを搭載しており、基本的なソフトウェアやプログラミング環境はmyCobotとほぼ同じ物を利用できます。軸数が少なくなったことでお値段もmyCobotよりお手頃になり、さらに手軽にロボットプログラミングを始めることができます。
さて、せっかくスイッチサイエンスのオフィスにmyPalletizerがあるので、実作業をしてもらいましょう。普段はスタッフが手押ししてるおなじみの箱のスタンプを押してもらいます。
スタンプを取り付けるエンドエフェクターは3Dプリンターでつくりました。シャチハタ 角型印1885号に対応しています。ここにデータを置いておくので、myPalletizerでスタンプを押したい方はご利用ください。
ペイロードは300 gもあるので、きれいに押せています。こちらの動画はTeach by demonstrationの機能を使ったので全くコードを書かずに動作させています。きちんとしたコードを用意して、画像認識や機械学習と組み合わせれば実用的なロボットとしても利用できそうですね。
myPalletizer、myCobotはスイッチサイエンスより好評販売中です。どうぞよろしくお願いします。