投稿者: こんにちは、菅井です。今週末は梅雨の最中、何とか天気が持ったので、海開き前の湘南に行ってきました。人通りが戻ってきてますね。今年の花火大会はどうなるのでしょうか。
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Dual-Port Data Logging（編集注「デュアルポートでログ記録」）
こんにちは、今週もNew Product Fridayの時間になりました。今週は、LoRaSerialキットの新製品のベータ版など、各種新製品をお届けします。このRF対応のLoRa IoTキットは、RTK Surveyor 製品シリーズの強力なアクセサリーになるでしょう本キットは近々改良してケース入りになりますので、目を離さないでくださいね。
そういうわけで、本日の実際のタイトルはSparkFun Thing Plus Dual-Port Logging Shieldの新製品です。この便利なシールドは、Thing+/Feather互換で、データロギングの要件のすべてとは言わずとも大半をサポートします、また今週はSwarm Satelliteアンテナ用にピッタリなはずのSMAマグネットマウント、そして最後は、WS2821LED1リール（LED1000個です）を紹介します。おしゃべりはこれぐらいにして、今週の新製品を見ていきましょう。
SparkFun Thing Plus Dual-Port Logging Shield
DEV-19217
$29.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
SparkFun Dual-Port Logging Shieldは、Thing Plus/Feather互換ボードで、SPIとUSB-CでmicroSDカードにアクセスできます。Thing Plus ボード製品の上または下に取り付けらるよう設計されています。通常通り、お好みのArduino SDカードライブラリを使って、SPIでmicroSDカードにデータを記録したり、取得できます。 一方、USB-Cでファイルの読み書きを毎秒35 MBでも行えます
SparkFun LoRaSerial Kit - 915MHz
WRL-19311
$100.47
※Wi-Fi、Bluetoothなど電波を発する機能が搭載された製品は、日本で扱うために必要な工事設計認証（いわゆる技適）を取得していない可能性があります。したがって該当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
SparkFun LoRaSerial Kit は双方向で単純に流す無線シリアルモデム一組です。数秒おきにデータを報告するシステムをお持ちですか？Wi-FIやBluetoothの範囲内にありますか？15 kmの距離が必要ですか？LoRaSerial は他の方法と比較してLoRaで長距離データ送信ができます。SparkFunでは、そのままの状態のLoraSerial無線機2台を使用して、見通し距離15 kmで常時通信しています。
本製品は現在ベータ版ですので相応のお値引きをしています。新機能が利用できるようになった時のフィードバック、ファームウエア更新に対応できる方にお勧めします。なお、無線は動作しますが、まだあらゆる用途で理想的に動作しない可能性があります。
Magnetic Mount SMA - 2m
GPS-19576
$24.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
GPSや高周波の実験を行う場合、屋内やキーボードに触れている間、空が見通せる家や車の屋根にアンテナがあればとても便利です。この2 m マグネティックマウントSMA エクステンションは、高周波損失をできるだけ抑えて受信機や無線機と離れたアンテナに接続します。あなたが固定位置にいる間、このマウントはaSwarm Satelliteアンテナにピッタリです。
SMD LED - RGB WS2812 (Whole Reel)
COM-20175
$199.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
WS2812はよく見かける5050サイズ（5 x 5 mm）の表面実装用LEDに見えますが、実は制御回路も内蔵されています。10個や50個も必要ないかもしれませんが、1リール1000個が必要な場合があるかもしれません、それだけ必要であれば、あなたにはピッタリです。よく見ると、超小型の黒いチップとLEDにチップを接続している極細の金の配線が見えます。このLEDが見かけ以上の働きをするのです。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文：Explore L-Band with Facet
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。
