2022/06/25に仙台で開催されたSendai Micro Maker Faire 2022に行ってきました。会場は2020年に開催された時と同じ産業見本市会館 サンフェスタでした。JR仙台駅から地下鉄で4駅行った卸町駅から歩いて10分くらいのところにあります。周囲にはいろいろな問屋さんと思われるビルがあり、平日にも一度来てみたいなと思いました。
今回の行程
今回は東京都区内-仙台市内の新幹線で往復しました。一泊することにしたので新幹線の切符と宿泊がセットになった「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」というのを使ってみました。新幹線の切符が指定席で11,000円くらいなのですが、朝食付き宿泊費込みで27,000円くらいだったのでまあギリギリお得だったかなという感じです。土曜宿泊でなければ18,000円(JR+宿泊費で)というのもあったので、そういうのを見つけられればかなりお得そうです。
また、ホテルは他の宿泊予約サイトなどで部屋の広さや設備などを調べてから予約した方がいいです。今回泊まったところは部屋がやたらと狭く壁も薄く、ああ90年代に作ったんだろうなというホテルでした(隣の部屋の家族が相談している声で朝起きました)。ただネットは速かったです(上り下りとも300Mbps超えはすごいです)。
会場に入って
机の配置がゆったりしていて、今風の配置がよかったです。密にならないというのもそうなんですが、他の人が説明を聞いているときに横から見ていても隣の机をじゃますることがないのがよかったです。意外と隣の机の前にいるのってストレスだったんだなと思いました。
気になったブース
DIY STUDIOさんは木工ができるレンタルスペースを運営しているそうで、溶接や塗装をしたりCNCを使ったりして自分で家具が作れたりするそうです。木材のヤスリがけキットを販売していましたが、確かにヤスリがけをしているとすごくクズが出るので、こういった専門のところでできると掃除が楽でいいなと思いました。
0TechWorksさん、今回はデスクサイドに置く時計がほしかったということで作られたLED時計を展示されていました。ダイナミック点灯を使わない、オリジナルのフォントを開発するなど非常に凝った作りで目をひきました。
つちたともひろさんは以前カムで動く7セグを出されていてすごいなと思っていたのですが、今回は2種の液体で7セグ表示をする装置を出展されていて本当にすごいなと思いました。2つの液体は混ざり合わないので装置向かって右下のタンクに戻ってきてもきれいに分かれています。
7セグ部分は長い1本のガラス管を何度も曲げて作ってあるわけですが、ご当人は「火で熱して曲げるだけですから誰でもできますよ」と軽くおっしゃっていて「できる人あっさりいいがち…」と思いました。
moory worksさん、今回一番を差し上げたい出展者でした。小物をいろいろ展示販売されていたんですがどれも実に(バカバカしい的な意味で)よくできていてすばらしかったです。あと会場のどこにいてもなんか高いところからの視線を感じるなと思うとこの人(?)がいてびっくり、みたいな。
Fab Station Natoriさんは訪問看護ステーションに併設されているFab施設だそうで、介護される人それぞれに合わせた補助具などを作って提供しているそうです。よく見ると弊社の製品(リレータッチボード)を使っていただいていました。ありがとうございます。
杉浦電機 仙台支店さんは電気工事の会社ではなく、東北福祉大学の研究室の出展でした。でもみなさんお揃いの作業服を着られていて雰囲気出てました。出展内容は身体を動かすのが難しい子供向けの補助スイッチを付けたいろいろな物を展示されていて、スイッチを社名に持つ弊社としても応援したい内容でした。
おわりに
そんなに混んでいなかったこともあり、ブースの方も結構自由に他のブースを見るため席を外しており、話が聞けなかったところもありました。でもそれもいい雰囲気でよかったなと思います。