Makers’ Base Tokyoにいってきました

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東京都目黒にあるMakers' Base Tokyoにお邪魔してきました。Makers' Baseは2013年オープンのFabスペースです。会員制利用だけでなくワークショップなども開催されていて、気軽に参加できます。

【2016年4月14日追記】
Makers' Base Tokyoは目黒から都立大学にお引越しされるそうです。

Makers’ Base Tokyoが都立大学に移転

アクセス

目黒駅から徒歩7分。目黒川に向かって道を下って橋を超えたあたり、詳しくはサイトの案内を参照ください。

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街中にあります。

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看板はおしゃれで目立ちます。

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1回は陶芸や、木工、鉄工などのスペース。受付は2階なのでささっと上がってゆきます。

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壁には利用についての規約などが掲示されてます。細かく利用料金が設定されてたり、消耗品の販売の案内などもあります。

 

1階 木工 溶接 彫金 陶芸

陶芸エリア

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陶芸につかう素材は販売してくれます。一部の消耗する素材も共有でつかっていいものがありました。

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作成中の作品。やはり食器らしきものが目立ちます。たしかにちょうどよいサイズの器って探すの大変ですよね。なら作っちゃえ!ということでしょうか。

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棚の上には興味深い書籍も。

木工エリアの写真を撮っていませんでした。木工エリアの紹介記事を参照ください。

鉄工エリア

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この重そうな感じ。

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鉄床ですね、はじめてみました。

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溶接スペース。

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鉄を熱する炉。鉄筋のようなものを熱して曲げるのにつかうそうです。

彫金エリアは鉄工スペースの脇に別の部屋があります。ワークショップが開催されてたので写真は控えました。

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自作の指輪なんて作れちゃうのですね。後述しますが彫金についてのトレーニングコストはちょっとお高め。

2階 デジタルFab、レーザーカッター、UVプリンタ、昇華転写プリンタ、ラテックスプリンタ、シルクスクリーンなど

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ここでは、レーザーカッターやUVプリンタなどデジタルデータを入力して出力する機械がならびます。

デジタル

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レーザーカッターを使った作例は、木材のカット、アクリルやガラスへの彫刻などがあります。UVプリンタはいわゆるスマホケースなどに印刷が可能です。デジタル加工機によって表現の幅は広く、また誰もが同じような品質で出力できるようになります。

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大型のレーザーカッター。利用は予約制です。

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小型のレーザーカッターは数台あります。

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レーザーカッターはカットする材質によって利用できる台が決まっているものもあるそうです。ニオイがでる素材もありますものね。

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カッティングプロッタ。カッティングシートを切り出す機械ですね。

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UVプリンタ。革やアクリル、木材などの素材にプリントすることが可能です。

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デジタル刺繍機。その名の通り、デジタルでつくったデータを刺繍してくれます。詳しくはこちら。

テキスタイルエリア

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昇華転写プリンターがあります。

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大型ポスターをつくるラテックスプリンター

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テキスタイルで染め物をする際のテーブル(台)。ワークショップなど多目的に使われている様子。

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この日、奥のテーブルでは仏像を彫るワークショップ。人気のようでリピーターもいるとのこと。

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昇華転写プリンターや、カッティングプロッターでの作例。昇華転写プリンターをつかうとポリエステル記事に印刷ができ、創作の幅がぐんと広がります。

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シルクスクリーンの感光機。

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結構大きな版がつくれるのですね。

3階 ソーイング、ミシン

縫製エリアには職業用ミシンや、革用ミシンなどがならんでいました。

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生地に直接印刷できるインクジェットプリンタ。デジタルデータを入力してプリントします。出力後は筒蒸し器で蒸して定着させます。印刷する生地はブロード生地とオックスフォード生地です。

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ここにいる人々

スタッフさんは美大や芸大の出身者で、技術を使って表現に活かすプロフェッショナルです。

定期的に利用される会員さんの中にはいわゆる"プロ"の方もいるらしく、製品をここで作って出荷しちゃう方もいるとのこと、間近でそういったものを見るのは良い刺激になります。

一番多いのはワークショップへの参加者みたいです。ワークショップは数千円から1万円を超えるものもあります。自分の好きなデザインで作って持ち帰ることができるので、みなさん満足して帰られるとのこと。

会員プラン

会員登録するには、Makers’tourへの参加が必須です。入会には1080円がかかりますが期限はなく、更新料はかかりません。ただし、機材の利用にはトレーニングを受講する必要があります。

もし最初に色々とまとめて学びたいというのであれば、START UP 4 プランがオススメです。初めての月額利用時に有効となる特別なプランです。月額利用(16,200円)を申し込むと、4つの機器トレーニング(合計16,200円相当)を無料で受講することができます。ただし、彫金については時間/コストがかかるので2つ分として計算されます。

いずれも2016年2月13日時点の情報です。

まとめ

ワークショップには非会員でも参加できるものが多いので、まずワークショップに参加してみて雰囲気をつかむのが良いと思います。その後で、定期的な利用を検討すると良いかと思います。この記事を書いている私個人もこういった技術の講習を受けたいと思ってて、すごく悩んでます。学生さんだったら休みなどを利用して集中的に機器の使い方を学習できるのではないでしょうか?

様々な素材を加工して、表現に活かすことを学べる良い空間だなと思います。ワークショップなどが開催されて、わいわい賑わっているのも心地よく感じました。週末をこんな工房で過ごすのも良いのかもしれません。