こんにちは、牧井です。今週もSparkFunブログ記事「Friday Product Post(旧New Product Friday)」の日本語版をお届けします。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日のお昼12時に日本語に訳して公開しています。
Friday Product Post: Sunny with a Chance of Things
ESP32 Thing Environment Shieldや、1Sheeld+、新バージョンのSoil Moisture Sensor、中型サイズのヒートシンクなどの新製品の紹介です。
BY XTOPHER
みなさんこんにちは!すばらしい夏(南半球は冬ですが……)をお過ごしでしょうか?季節や気候はお住まいの場所によりけりですが、今週はESP32 Thing Environment Sensor Shieldや、Soil Moisture Sensorなどの環境センサを紹介します。またIoT Arudinoシールド製品の1Sheeld+や、ヒートシンク製品も紹介しますよ。それではさっそく見ていきましょう。
太陽光、雨、風などの天候とIoTを組み合わせてみましょう!
SparkFun ESP32 Thing Environment Sensor Shield
DEV-14153
$59.95
SparkFun ESP32 Thing Environment Sensor Shieldは、環境情報のモニタリングを行えるセンサ類や接続端子を備えたシールド製品です。5種類の環境情報を測定できる三つのセンサを搭載し、さらに他のセンサ類の接続をするための端子も用意しています。本製品とESP32 Thingを組み合わせれば、テレビの天気予報士が持っているよりも正確な地元の気候情報を得られるかもしれません。いくつかのヘッダをさっとはんだづけして、オプションで3ピンのターミナルブロックを取り付けるだけで、ESP32 Thing Environment Sensorをすぐに使用でき、さまざまな気候情報を得ることができます。
1Sheeld+は簡単に使えるArduino向けのシールド製品です。Bluetooth Low Energy(BLE)モジュールを搭載しているため、シールドを介してArduinoをiOSやAndroidスマートフォンと接続できます。App StoreやGoogle Playストアから1Sheeldアプリをダウンロードできますので、お手持ちのiPhoneやAndroidデバイスを簡単に関連付けることができ、スマートフォンをあたかもシールドのように使うことができます。
※本製品には電波を発する機能が搭載されていますが、日本で扱うために必要な工事設計認証(いわゆる技適)を取得していない可能性があります。したがって当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
SparkFun Soil Moisture Sensor (with Screw Terminals)
SEN-13637
$5.95
土壌湿度を測ることができるセンサ製品を以前紹介しましたが、大きく張り出した二つのパッド部が可変抵抗として働き、センサのプローブ(探針)の役割としてはたらくというものでした。今回紹介する本製品は、機能的にはまったく同様の製品ですが、3ピンのターミナルブロックをあらかじめ取り付け済みの製品です。はんだづけの必要無く、すぐに土壌湿度センサを使い始めることができます。
Medium Heatsink
PRT-14340
$1.50
数週間前にSparkFun ESP32 Thing Power Control Shieldの販売を開始しましたが、本製品Medium Heatsinkは、Thingシールドから発生する熱を効率的に逃してくれる中型サイズのヒートシンクです。本品はTO-220パッケージにもご使用いだだけます。
今週は以上です。記事をご覧いただきありがとうございました。これらの部品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかを弊社にお知らせください。それでは来週もお楽しみに!
原文:Friday Product Post: Sunny with a Chance of Things
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。