先日2019/11/07から11/12まで、Maker Faire Shenzhenに合わせて深圳に行ってきました。ここのところ香港経由の深圳(中国)入国が大変そうだったので、経験を得るために深圳空港から深圳に入りました。
中国南方航空
チケット購入
調べたところ、ちょうど中国南方航空の成田-深圳便が就航したところでした。
中国南方航空、2019年10月27日より成田=上海浦東線、10月29日より成田=深セン線に新規就航!
火曜、木曜、土曜の週3便、 行きは13:20発17:35着、 帰りが07:25発12:05着でした。
今回は木曜出発、火曜帰国の予定だったので曜日は問題なしでした。ただ、行きはともかく帰りが07:25発で、まだ地下鉄が動いていない時間に初めての航空会社と空港を使わないといけないのはちょっとリスクがあるなと思ったので、09:45発14:15着の深圳発関空着にしました
チケットは中国南方航空のウェブサイトから購入しました。前述の通り、行きは成田発深圳着、帰りは深圳発関空着にしました。行きのチケットは日本の中国南方航空のサイトで17,000円くらいだったのでそのまま買ったのですが、帰りのチケットはなぜか日本のサイトだと高かった(記憶では34,000円くらいでした)ので、英語のサイトから購入しました。18,000円くらいでした。
空港カウンターや飛行機など
成田空港は第3ターミナル(すごい遠い)かと思っていたんですが、第1ターミナル(ANAと同じ)で安心しました。カウンターは空いていて荷物を預けるのは楽でした。手荷物として持ち込めるのは5kgまでだそうなので、小さい鞄でも中身が詰まってると預け荷物になるようです。
カウンターのスタッフさんは「始まったばかりでドタバタですみません」と言っていましたが、ドタバタした感じは全然なかったです。
飛行機はエアバスA321で3+3列でした。前後も相当狭かったです。トイレが最後尾にしかないのもちょっとつらいですね。
シート背面に液晶モニタがないので個別の機内エンターテインメントはないんだろうなと思っていたのですが(天井からぶら下がっているモニタで何か上映していました)、水平飛行に移ってからスマートフォンのWi-Fiをオンにしてみたらつながって、そこで映画やドラマなどが観られるようになっていました。確かにこれだと配線分の重さが軽くできるので飛行機にはいいかもしれないですね。あと、シートの肘掛けにはコントローラとヘッドフォン端子があって、オーディオだけなら機内サービスのヘッドフォンで楽しめるようです。
機内食は駅弁みたいな箱と、メインのご飯容器の2つで出てきました。駅弁みたいな箱はちょうどご飯容器くらいの空き地があって、ここにはめて食べよということなんだなと理解しました(が、そのまま食べました)。
13:20発予定でしたが30分くらい遅れて出発して、30分くらい遅れて深圳空港に到着しました。
深圳空港
行き
深圳空港は広々してました。さらに乗ってきた人のほとんどが中国国籍の人だったようで、入国審査は列がなく、すぐに抜けられました。すでに指紋の登録を終わらせていたせいもあるとは思います。
空港からホテルへはタクシーを使いました。香港と違って国境越えの事を考えなくていいのはいいですね。タクシーの列は長かったけど、どんどん来るので長時間並ばずに乗れました。
帰り
電気街で有名な華強北から空港まで地下鉄で1時間弱です。ただ華強北からの地下鉄の始発が6:30くらいなので、空港に7時半より前に着かないといけない場合はタクシーかDiDiを使うことになります。今回は9:45の飛行機だったので、ほぼ始発で空港に向かいました。
地下鉄の駅から一気4階まで上って発券カウンターへ。成田と同じく、発券カウンターは空いていたのですぐ荷物を預けられました。
出国手続きもスムースでした。手荷物検査は日本よりは厳しめだけどアメリカよりは厳しくない感じで、手製のGPSレシーバを取り出されてこれは何だと聞かれましたが、GPSレシーバだと言ったら通れました。あとモバイルバッテリは2つまでしか持ち込めないようです。
マイナス点としては、出国したあとの店が少ないことでしょうか。免税店はどうでもいいんですが、飲食店がないのがつらかったです。食事ができる店は2軒、街中でいう屋台ご飯みたいなお店しか見つけられませんでした。あとはスターバックスが店を出していたくらいです。
中国南方航空のゲートは11番でした。直前に深圳航空も同じゲートから出ていきました。出発時刻に比べて乗車時刻がいやに早かったのですが、バスに乗って移動するためのゲートだったためでした。バスで10分以上移動してタラップで搭乗しました。帰りも同じA321でした(狭い)。
帰りの飛行機は行きと大して変わらないので省略します。
来年3/29からはANAが深圳便を就航させることが発表されました。
2020年サマーダイヤの国際線路便計画を一部
他に深圳航空も就航していますし、来年は深圳空港に直接飛んでくる人も増えてくるのではないかと思います。