こんにちは。菅井です。バレンタインデーも過ぎて、2月も中旬になりました。まだまだ寒さは続きますが、日に日に明るくなってきました。今週もNew Product Fridayの翻訳記事をお届けする日になりました。
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Beneath the Oak-D Tree
(編集注:「オークな(大きな)木の下で」です。製品モデル名にちなんだタイトルです。オークとは絵本などの題名にでてくるポピュラーな木です。)
「 Doctor Who HiFive キット」はただいま出荷中です。そして新しいAIマシンビジョンイメージングセンサとガイガーカウンターDIYキットが新発売です!
みなさん、こんにちは!今日は新商品が数点あります。まずはLuxonis社製のDepthAI Oak-Dイメージングカメラです。次いで、出荷開始となった「 Doctor Who HiFive キット」を再度紹介します。今日の最後は、自分ではんだ付けで組み立てられる新しいガイガーカウンターです。それでは新製品すべてを詳しく見ていきましょう。
Luxonis Oak-D DepthAI Hardware
SEN-17770
$299.95
(2021年2月22日修正)※上記製品に含まれているACアダプタは電気用品安全法の規制対象品(電気用品)です。そのため、スイッチサイエンスでは取寄せをお請けいたしません。
Oak-D DepthAI イメージングセンサは、ホストとはUSB3C インターフェースで、Raspberry Piや他の人気の組み込みホストなど、お好きな(組み込み(ホストプラットフォームをご利用になれます。本製品は、空間認識(Spacial)AIを組み込んで製品にすることができるよう作られています。 DepthAI ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアのスイートで、深度認識、オブジェクト検出(ニューラル推論)、オブジェクト追跡といった機能を、シンプルで簡単に使用できるPython APIで利用できます。DepthAI のOak-D バリエーションでは、Myriad X VPU のパワーを完全に使いこなし、お好みのプラットフォームで利用できます。
BBC Doctor Who HiFive Inventor Kit (Coding Kit) |
BBC Doctor Who HiFive Inventor Kit (Base Kit) |
※Wi-Fi、Bluetoothなど電波を発する機能が搭載された製品は、日本で扱うために必要な工事設計認証(いわゆる技適)を取得していない可能性があります。したがって該当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
Doctor Whoインベンタ―キットは、BBC、Tynker、SiFiveの共同プロジェクトのHiFive Learn Inventorに基づいています。このキットは人気のDoctor Whoシリーズを採用し、子どもやファンがプログラミングとハードウェアに興味を持てるようになっています。大人気のBBC micro:bit プラットフォームを借用し、代わりに無料でオープンソースのRISC-V命令セットアーキテクチャに基づいています〈編集注:micro:bitはARM/MBEDベースの製品です)。
Wi-FiとBluetooth機能を内蔵、このキットは、スマートシティ、インテリジェント工場、高度なウェアラブル技術などのIoT(モノのインターネット)アプリケーションが動くデバイス間で、ワイヤレスデータの引き渡し「ハイファイブ」を強化します(編集注:念のためですが、ハイファイブとはこのことです)。IoTデバイスとスマート家電の急増で、コーディングスキルを持った賢い若者のチャンスは日々生まれています。
いずれのキットも現在出荷中です!
MightyOhm Geiger Counter Kit++
KIT-17869
$124.95
Detect beta and gamma r
ポータブルガイガーカウンターでベータ線やガンマ線を検出しましょう!MightyOhm Geiger Counter Kit++ は、動作するガイガーカウンターの全部品がそろったハック可能なオープンソースのガイガーカウンターです。本製品には、ガイガー管、アクリルケース、単4電池が付属します。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文:Beneath the Oak-D Tree
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。