温度気圧計を作ってみよう (1) はんだ付け

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桜の花も散って、気候も穏やかになってきました。しばらくは落ち着いた天気が続くことも増えるのでしょうが、四季のある日本では梅雨が来て雨が続いたり、とても暑くなったり、台風が来たりすることでしょう。
インターネットの雨雲レーダーサービスで外の様子を知るのも21世紀っぽくていいのですが、やはり自分の部屋がどういう様子かは知っておきたいと思いませんか。
そこで、Arduinoと温湿度気圧センサとフルカラーLEDを使った温度気圧計を作りました。はんだ付けもちょっとだけありますが、むずかしいはんだ付けはないので電子工作初心者の方もぜひどうぞ。

まず、今回の工作で使う部品を紹介します。

温度センサとLEDスティックとL字ピンヘッダ以外はすべてArduinoをはじめようキットに入っているので、一から揃えるならこちらがお勧めです。

部品が揃ったらBME280とLEDスティックにピンヘッダをはんだ付けしましょう。BME280は添付されているピンヘッダをはんだづけするだけですが、LEDスティックにはL字のピンヘッダをはんだ付けするのでちょっと説明します。
L字のピンヘッダは折って使えるようになっているので、4ピン分を折ります。この時いきなり折るといい感じに折れないことが多いので、カッターで両面に筋をつけてから折るといいでしょう。
そして折ったピンヘッダをはんだ付けするのですが、ここでポイントとなるのがはんだ付けする位置です。写真のように一つのLEDスティックはADROと書いてある側、もう一つのLEDスティックはADRIと書いてある側にはんだ付けしましょう。また、ピンヘッダを挿す向きもLEDが付いていない側からのほうが少しきれいだと思います(どうしてもはんだ付けに自信がないという方はLEDが付いている側から挿しても問題ないですよ)。
gw_led

今回のはんだ付けはこれだけです。あとは配線とプログラミングです。
長くなりそうなのでいったんここまで!また次回!

次回:温度気圧計を作ってみよう (2) アドレス割り当て