桜の花も散って、気候も穏やかになってきました。しばらくは落ち着いた天気が続くことも増えるのでしょうが、四季のある日本では梅雨が来て雨が続いたり、とても暑くなったり、台風が来たりすることでしょう。
インターネットの雨雲レーダーサービスで外の様子を知るのも21世紀っぽくていいのですが、やはり自分の部屋がどういう様子かは知っておきたいと思いませんか。
そこで、Arduinoと温湿度気圧センサとフルカラーLEDを使った温度気圧計を作りました。はんだ付けもちょっとだけありますが、むずかしいはんだ付けはないので電子工作初心者の方もぜひどうぞ。
まず、今回の工作で使う部品を紹介します。
- Arduino Uno R3 1台
- BME280搭載 温湿度・気圧センサモジュール 1個
- WS2822SシリアルLEDスティックモジュール 2個
- 普通のブレッドボード
- 固いジャンパワイヤ (ブレッドボード用)の中からジャンパワイヤ数本
- 普通のジャンパワイヤ(オス~オス)の中からジャンパワイヤ数本
- 10kΩの抵抗 2本 (抵抗キット1/4W (20種計500本入り)に入っています。)
- L字ピンヘッダ 40ピン 1本
温度センサとLEDスティックとL字ピンヘッダ以外はすべてArduinoをはじめようキットに入っているので、一から揃えるならこちらがお勧めです。
部品が揃ったらBME280とLEDスティックにピンヘッダをはんだ付けしましょう。BME280は添付されているピンヘッダをはんだづけするだけですが、LEDスティックにはL字のピンヘッダをはんだ付けするのでちょっと説明します。
L字のピンヘッダは折って使えるようになっているので、4ピン分を折ります。この時いきなり折るといい感じに折れないことが多いので、カッターで両面に筋をつけてから折るといいでしょう。
そして折ったピンヘッダをはんだ付けするのですが、ここでポイントとなるのがはんだ付けする位置です。写真のように一つのLEDスティックはADROと書いてある側、もう一つのLEDスティックはADRIと書いてある側にはんだ付けしましょう。また、ピンヘッダを挿す向きもLEDが付いていない側からのほうが少しきれいだと思います(どうしてもはんだ付けに自信がないという方はLEDが付いている側から挿しても問題ないですよ)。
今回のはんだ付けはこれだけです。あとは配線とプログラミングです。
長くなりそうなのでいったんここまで!また次回!