Raspberry Pi Zero Wの発売と工事設計認証の表示について

3連休直前の金曜の夕方ですが、こんなプレスリリースを出しました。

「2017年7月18日より「Raspberry Pi Zero W」の販売を開始」

上記プレスリリースでご案内しているとおり、Raspberry Pi Zero W単品、キット2種類を18日18時頃より販売開始します。

今週初めRaspberry Pi Zero Wがいわゆる技適を取得し日本で使えるようになったとお伝えしました。その事実確認がとれた直後のTweetは1200以上のRTをいただきました。ありがとうございます。(2017年7月14日18時現在)

次のハードル

上記のTweet中で"一番大きなハードル"と表現したのは、まだ"ハードルはあるよ"というふくみでした。次のハードルは「工事設計認証の表示」です。取得しただけでは適法とはいえないのが日本の電波法です。正しい表示が必須です。詳しくは牧井がブログにまとめているので割愛します。

工事設計認証の表示について

工事設計認証の表示は製造者によるものでないといけません。販売店(当社) や購入者が勝手に番号を書いたラベルを作って貼ることはNGです。今後製造するロットにはすべて工事設計認証の番号が印刷されます。ただし一部の流通在庫については財団、もしくは財団が依頼した業者が、ラベリングし出荷することになります。

さて、実際ラベリングされたものを入手しました。

マークと番号が表示たラベルが貼ってあります。さて、表示にもルールがあるので証明ラベルの様式の"工事設計認証の場合"を見て検証します。

1: マークの大きさは、直径3ミリメートル以上であること。

マークの円は3mmピッタリ。セーフ。

2: 材料は、容易に損傷しないものであること。(電磁的方法によって表示を付す場合を除く。)

積極的に剥がそうとしたり、意識的に破壊を試みない限り大丈夫。さすがに熱々の半田ごてを押し当てたらラベルが焼けるか、溶けるかと思います。ピンヘッダをハンダ付けするときには注意しましょう。

3: 色彩は、適宜とすること。ただし、表示を容易に識別することができるものであること。

白地に黒文字なので識別は問題ない。しいて言えば文字が小さめ。

4: 技適番号は、次のとおりであること。

総務省 電波利用ホームページ | 制度の概要をみると
[007]は認証機関の株式会社UL Japanを示していて、[AF0055]が登録番号のようです。問題ない。

このあたりの確認が本日(2017年7月14日)取れたため、やっと販売のご案内ができました。いや、長かった。

しばらくは購入希望者にたいして在庫が足りない事態は続くと見込まれます。ご迷惑おかけいたしますが、継続して販売できるよう、当社も努力いたします。

Pocket

About ysck

販売・マーケティング活動も担当しています。ラピッドプロトタイピングを勉強するためにGainerで電子工作をはじめて、Arduinoをさわっているうちにスイッチサイエンスに入社していました。