6月の19日から21日のことでしたので、もう3ヶ月も前のことですが、スイッチサイエンスは今年もMaker Faire Shenzhenに出展をしてきました。中国は深圳(シンセン)にある、深圳市軟件産業基地という新しいオフィス街の道路をそのまま会場にした、とてつもなく広い会場でした。
はじめて深圳でMaker Faireが開催されたのは、2012年4月。このときは、F518 Idea Landという深圳の外れにあるクリエイターが集まったりしているエリアにある、ホールの中で開催されました。当時は会場の端から写真を撮ると、こんな感じで全体が収まるような規模のMaker Faireでした。
それから数えて4回目のMaker Faireですが、毎回ものすごい勢いで規模が大きくなっていて、僕らも頑張らなきゃなという気持ちにさせてくれます。
今年は、スポンサーも豪華です。Intel、ARM、Atmel、Freescale、TIといった具合に多数のセミコンを見かけました。特にすごいのはフリースケールさん。ARM TechCon 2014で見た大型トレーラーの中国版が会場に登場していました。
当社も参加している、MakerのためのLSI設計もブースを出していました。
会場を見て回ると、3Dプリント関連をやはり多く見かけます。単なる安価な3Dプリンタを展示しているブースもあれば、なかなか微細で見せるプリントを展示しているブースもあり、とても面白かったです。
今年は、日本からの出展者も多く、中でもスケルトニクスさんのデモは多くの観客を集めていました。
深圳は香港の近くで、ものすごく暑いです。特に天候に恵まれた6月でしたので、我々は汗だくで、熱中症になりかけながらMaker Faireへの参加をこなしました。最終日、撤収を終えて帰る段になり、こんな写真を撮ってみました。新しく整備されたオフィス街に、ほとんど車が通っていないというのは、とてもシュールな光景でした。
撤収を終え、皆で食事をしにレストランに行くと、こんな新聞がありました。「创客」とはMakerの中国語表記です。新聞の一面に掲載されるくらい、深圳でのメイカームーブメントは話題になっている様です。