Arduino LLC(http://www.arduino.cc/)から、Arduino IDE 1.6.8がリリースされました。
超高精細モニタを使用した際に、IDEの表示が小さくなり読みにくくなる事を防ぐために、表示倍率を設定できるようになりました。
以下はリリースノートの参考訳です。なお、原文中の謝辞は省略しました。
[IDE]
- UHDモニタのためのGUIインターフェースの倍率設定機能を追加。
- Alt+F4若しくは×ボタンでIDEを閉じたときのエディターの位置を保存します。
- jsonファイルの稀な組み合わせにおける NullPointerExceptionを修正しました。
- TAB切替のためのキー割り当てを修正しました
- MacOSX:indent/remove indentのショートカット操作を修正しました。(CMD+[ and CMD+])
- ライブラリの間違ったアップデートを修正しました。
- シリアルプロッタの負の値におけるリサイズ機能を修正しました。
- C++11キーワード使用時のスケッチプリプロセッサを改善しました。
- 着色するキーワードを更新しました。
- LITERAL1キーワードの表示を修正しました。
- コンパイルエラー表示にターゲットボード情報を追加しました。
[core]
- avr: バッファが64 byteを超える時のUSB_SendControl(...)を修正しました。
- avr: delay()におけるyield()の使用法を修正しました。
- sam: USBディスクリプタの長さを修正しました。
- avr: ISRの宣言文を短縮しました。
- avr: atmega1284/1284pでTimer3をサポートしました。
- sam: USB CDC send breakのサポートとreadBreak APIを追加しました。
[libraries]
- TFT、Ethernet、SDライブラリでArduino/Genuino 101をサポートしました。
- SD: このライブラリはボードに依存しません。