Lazurite mini用センサ基板3種類発売しました

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ラピスセミコンダクタ製920MHz無線モジュール、「Lazurite 920J」を搭載可能な拡張用基板を3種類発売しました。

ケースに収めることを前提としています。ボタン電池やLazurite 920Jを実装する面をウラ、プッシュボタンや照度・距離(近接)が露出する面をオモテとして説明します。

困ったことに三種類、見た目がほとんど一緒です。上の写真ではわかりませんが、ボタン基板はオモテ面にわかりやすくプッシュボタンが実装されているため簡単に判別できます。磁気センサと環境センサ基板はじっくり見ないと判別できません。上の写真ですとボタン電池の左上に実装されてるセンサが銀色(BME280)か黒色(BU52061NVX)かで判別できます。

拡張基板単体なのでLazurite 920Jは別売です。ボタン電池で動作します。USB Micro-Bコネクタから5 VDC電源供給してもOKです。

ボタン基板はオモテ面にプッシュボタンだけを配置したシンプルな基板です。いわゆるリモコンスイッチとして使用できます。

環境センサ基板は温度・湿度・気圧の測定、磁気センサ基板は磁気の測定が可能です。また、環境センサ基板と磁気センサ基板は、オモテ面に照度・距離(近接)センサを実装しています。

ケース加工について

これらの基板はタカチ電機工業の「CS75N」のサイズに合わせています。ただ、ケースに収めるためには下記の手順が必要です。

1. Lazurite 920J を直接はんだ付けする
付属のソケットを使うとケースに収まらなくなるため、Lazurite 920Jを基板に直接ハンダ付けする必要があります。

2. M1.6 長さ4 mmのタッピングビス4本を用意する
タカチ電機工業の「CS75N」には、基板を内部に固定するためのネジが付属しません。M1.6 長さ4 mmのタッピングビス4本をご用意ください。

3. ケースに穴をあける
ボタンや近接センサのための穴、USB Micro-Bに接続するための穴をあけてください。ケース加工図[PDF]


920Jを直付け、写真は試作版なので部品は未実装。


ボタン用に穴をあけるとこんなイメージ。こちらも試作時のものでボタンの色など異なる可能性があります。