2019年10月にArm Tech Conに行って、せっかくなのでサンフランシスコ市街にも少し滞在しました。あんまり買い物には興味がないけどどこか行くところないかなと思って教えてもらって行ったら楽しかった2ヶ所を紹介します。
ミュゼメカニーク
まず一つ目はサンフランシスコの北の端、フィッシャーマンズワーフにある「ミュゼメカニーク」です。フィッシャーマンズワーフというのはお土産屋がいっぱいある買い物エリアだそうですが(見てないのでよくわからない)、その中でもさらに海沿いにある建物の中です。
中はいかにも倉庫っぽい感じなんですが、置いてあるのはとても古い、まだテレビゲームがなかった頃にコインを入れて楽しむ機械(今で言うとエレメカになるんでしょうか)と、少し古いテレビゲームです。ちょっと見にくいですが360度パノラマ写真を貼っておきます。
まだマイコンなんて便利な物がない頃に機械仕掛けでいろいろな物を動かして楽しませる機械がこれでもかと置いてあるので、機構物を作っている人にはヒントになることがあるかもしれません。ミニチュアのジオラマが好きな人にもおすすめです。
テレビゲームは1980年代、90年代のものがほとんどですが、リメイク品もそこそこありました。筆者としては日本では発売されていないMs.PAC-MANとGalagaのセット基板やカラーのベクタースキャンを使っているSTAR WARSのアップライト筐体を見られたのがよかったです。
入場無料なのもうれしいです。ゲームが有料なのでぜひお金を使って運営に協力しましょう。
また、建物の横には潜水艦とリバティ船(輸送船)が停泊していて博物館のようになっており、中に入る事ができます(それぞれ有料)。
エクスプロラトリアム
もう一ヶ所は、体験型の科学博物館として有名なエクスプロラトリアムです。ミュゼメカニークから海沿いに歩いて30分くらいで着きます(バスだと15分くらい)。
https://www.exploratorium.edu/jp
日本でも科学館に行くといろいろな体験アトラクション(重力を感じてみようとか光をプリズムで分解して虹を作ってみようみたいなの)がありますが、あれを全部集めてきてジャンルごとにわけて広いところに展示したような博物館です。
家族連れが多くてお子さんがまあ遠慮なく触るので壊れるのは日常なんだと思います。そのためか館内に大きな工作スペースがあります。またその工作スペースが見えるようになっているのも面白いですね。ということでまた360度パノラマ写真です。
パソコンなどが置かれているところでは当然液晶モニタなんですが、一ヶ所だけブラウン管のモニタが置いてありました。懐かしのブラウン管iMacです。
また、ミュージアムショップに科学おもちゃや実験キットやプログラミング教材がたくさんありました。
入場料が大人29.95ドルとかなり高額なのがちょっと(かなり)つらいんですが、一度は見ておくといい場所だと思います。半日くらいは遊べますし。