こんにちは。菅井です。例年ならとっくに開けている梅雨もまだです。来週こそ夏を期待しましょう。今週もNew Product Fridayの翻訳記事をお届けする日になりました。
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Under MicroPressure
(編集注:元ネタが分かればあなたは80年代ファンです。象徴的な公式ビデオはこちら。https://youtu.be/a01QQZyl-_I)
BY XTOPHER
今週は、ユニークな新製品がいくつかあります。SparkFun Qwiicマイクロ圧力センサは、専用の精度が必要な圧力測定プロジェクト用です。Flircからは、Raspberry Pi Zero用新型ケース、IR USBウィジェット、ハンディなデバッガの三つの異なる製品を紹介します。そして最後は、SPDTリレーです。
その前に、SparkFun最新のデジタルイベントに関するお知らせです。夏の計画をキャンセルしたのなら、SparkFunサマーキャンプにおいでください。クラシックなキャンプファン向けに電子的なひねりをきかせたオンラインイベントにしました。活動スケジュールをチェックしましょう!今週はラストセールで、機械学習がテーマです。75ドル以上の購入で、SparkFun Qwiic Pro Micro 「BoogieBoard」がプロモコード "BOOGIEBOARD20"で無料になります。お忘れなく(編注:スイッチサイエンス経由での取り寄せには適用されません)。
それでは新製品の紹介です!
圧力は私を押し倒し、あなたも押しつぶす
SparkFun Qwiic MicroPressure Sensor
SEN-16476
$14.95
本製品(SparkFun Qwiic MicroPressure Sensor)は、ハネウエル社MPRシリーズのピエゾ抵抗シリコン圧力センサを備えた小型のブレークアウト基板です。60ミリバールから2.5バールと広範囲な圧力検知、容易に読み取り可能な24ビットデジタルI2C出力を提供します。また、搭載したASIC(Application Specific Integrated Circuit)を用いて、特定温度範囲でのセンサのオフセット/感度/温度影響/非線形性の較正/補償が可能です。超低消費電力とQwiicポートを使って、パワー満載の小型センサをお使いになれます。
Flirc Raspberry Pi Zero Case
PRT-16782
$12.95
本製品(Flirc Raspberry Pi Zero Case)は、コアヒートシンク付きで滑らかなトップのアルミニウム製ケースで、素晴らしい外見に組みこまれた静粛かつ効率的な受動冷却システムを提供しています。Raspberry Pi Zeroを格納する前に取り付ける、ケースのヒートシンクコアにフィットするサーマルパッドも同梱しています。
Flirc USB
WRL-16884
$22.95
本製品(Flirc USB)は、任意のリモコンを、お使いのコンピュータまたはRaspberry Piなどのメディアセンタとペアにすることができます。とてもシンプルなクロスプラットフォームのペアリングアプリケーションを持ち歩くだけです。Flircを搭載したマシンでは、以前にペアリングしたリモコンをソフトウェアの追加なしで利用することができます。
Flirc Jeff Probe
WIG-16883
$15.95
本製品(Flirc Jeff Probe)は、組み込みマイコン用のオープンソースなインアプリケーションデバッグツールです。実行中に組み込みマイコンで実行しているアプリケーション「内部」で何が起きているかを見ることができます。ターゲットマイコンの状態をJTAGまたはSWD(シリアルワイヤデバッギング)ポートおよびマイコンが提供する内蔵デバッグロジックを使って制御し調査できます。
Relay SPDT Sealed - 10A (G5LE-1 DC3)
COM-16888
$1.95
本製品(DC Power Relay)は、コンパクト、低ノイズ設計で、大容量DC負荷や高電圧DC回路を切断します。本製品のSPDT(編注:Single Pole Double Throwの略で、単極双投/1回路2接点のことです)リレーコイルの定格は最大3 Vで、AC 最大250 V/DC 最大125 Vをスイッチします。接点の定格はACで最大10 A@120 V、DCで最大8 A@ 30 Vです。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文:Under MicroPressure
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。