こんにちは、菅井です。今年は梅雨が早いですね。東京もいつ宣言が出てもいいような天候です。みなさんどうお過ごしですか?
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
System STM32 Special
(編集注:これのごろ合わせでしょうか。よくわかりません)。
こんにちは!お気づきかもしれませんが、昨日、STM32搭載のボード新製品2点の発売を開始しました。ひとつはMicroModプロセッサの大きさ、もう一つはFeather互換のThing Plusです。現在販売中で最も強力で高速なボードです。ご検討ください。
先週、 SparkX からも新しいボード2枚が発売されました。USB-C付きのESP32 WROOMの新バージョン、そしてQwiicを使った電子工作で海外版ファミコンコントローラを利用できるQwiicNESブレークアウトボードです。本日最後は設計されるボードに組み込めるLoraモジュール新製品2点です。では詳しく見ていきましょう。
Thing PlusとMicroMod、どれをお選びですか?
SparkFun MicroMod STM32 Processor
DEV-17713
$14.95
SparFun MicroMod STM32 Processor を使えば、ARM® Cortex®-M4 32ビット RISCコアでMicroModの世界を始められます。この小型プロセッサボードは、最小スペースでもっとパワーが必要とするなら、経済的で使用が簡単な開発プラットフォームです。 M.2 MicroMod コネクタでSTM32 プロセッサの接続は楽勝です。プロセッサのベベルエッジのコネクタのキーをM.2コネクタのキーに合わせて、ネジ(全キャリアボードに付属)で固定します。STM32は入手できる最強のプロセッサのひとつで、MicroModキャリアボード追加でメリット大です。
SparkFun Thing Plus - STM32
DEV-17712
$29.95
上記製品と同様、32ビット ARM® Cortex®-M4 RISCコアを搭載したSparkFun STM32 Thing Plusは、パワーと精度を要する電子工作向けです。DFUブートローダーが書き込まれているので、より簡単に使えます。またボードをFeather互換にするため、ピンを数本移動しました。便利なQwiicコネクトシステムを利用しているので、他のシステムとの接続にははんだ付けやシールドは不要です。
Thing Plus C - ESP32 WROOM
In stock SPX-18018
$21.95
※Wi-Fi、Bluetoothなど電波を発する機能が搭載された製品は、日本で扱うために必要な工事設計認証(いわゆる技適)を取得していない可能性があります。したがって該当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
ESP32 Thing Plus CはEspressif社ESP32用の総合的な開発プラットフォームです。8266や ESP32 Thingのように、WiFi互換のマイクロコントローラで、Bluetooth Classic (SPP)、Bluetooth low-energy(BLE、BT4.0、Bluetooth Smart)、Qwiicコネクタ、 I/Oピン21本があります。さらに静電容量式タッチセンサ、ホールセンサ、SDカードインターフェース、イーサーネット、高速SPI、UART(複数)、I2S、I2Cも搭載しています。
オリジナルのESP32 Thing Plusから長所をすべて取り出し、いくつかをさらに追加しました。USB C は最大2 Aまで給電可能で、アップグレードされた16 MB フラッシュメモリ付きのESP32 WROOMモジュールを搭載しています。CH340 USBシリアル変換 IC、電池消費量IC,、複数状態を表示するLEDにぴったりなアドレス可能なLEDを搭載しています。そして押しやすい新しくなった背の高いリセット/ブートボタンもあります。
QwiicNES Classic
SPX-18039
$1.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
NES Classic Edition(編集注:海外版ミニファミコンの名称です)のコントローラは、オリジナルの1983年製コントローラと見た目が本物そっくりだとご存じですか?そのままの状態では、I2C互換であることだけが違います。この簡単なQwiic/クラッシックアダプタボード を使えば、NES Classic Editionを(Wiiヌンチャクコネクタで)接続でき、Qwiic互換開発ボードと接続できます。
LoRa/FSK Transceiver Module - 915MHz (RFM97CW)
In stock COM-18084
※Wi-Fi、Bluetoothなど電波を発する機能が搭載された製品は、日本で扱うために必要な工事設計認証(いわゆる技適)を取得していない可能性があります。したがって該当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
RFM97CW サブGHz無線トランシーバは、長距離無線アプリケーションにピッタリです。RFM97CWは集積度が高く、システム設計でペリフェラル部品がシンプルになります。最大感度 -138 dBmで、アプリケーションとのリンク性能を最適化します。また、デューティサイクル動作モード機能、チャンネルリスニング、高精度RSSI、パワーオンリセット、スケルチ出力などにも対応、アプリケーションデザインを柔軟にし、製品の差別化が実現できます。
LoRa Transceiver Module (RFM95CW)
In stock COM-18085
$8.95
※Wi-Fi、Bluetoothなど電波を発する機能が搭載された製品は、日本で扱うために必要な工事設計認証(いわゆる技適)を取得していない可能性があります。したがって該当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
RFM95CW は、周波数137~1020 MHz の無線アプリケーション用の超低消費電力の高性能LoRaトランシーバです。RFM95Cは集積度が高く、システム設計でペリフェラル部品がシンプルになります。最大感度 -148 dBmで、アプリケーションとのリンク性能を最適化します
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文:
System STM32 Special
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。