こんにちは、菅井です。東京はまだ梅雨入りしていませんが、アジサイの花が早くも色づきはじめました。みなさんどうお過ごしですか?
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Agree to Six Degree
(編集注:「6軸を受け入れよう」にしました。原題は、aGREEとdeGREEで韻を踏んでいますが、なんか強引ですね)
金曜日になりました。今週は新製品が何点かあります。まずは、新しいLSM6DSOを利用した人気の自由度6ブレークアウト基板の新バージョンからです。これは、 LSM6DS3 ブレークアウト基板 のアップデートですが、Qwiicコネクタ付きになり、機能が追加されました。その次は、 SparkX発のATECC608A 暗号コプロセッサブレークアウト基板です(本製品は、詳細すべてを確実にお読みください。ご使用前にチェックする内容が多数あります)。そして本日最後は、OBD-II開発モジュールと新しいワイヤレスアンテナ2本です。では詳しく見ていきましょう。
How much freedom? Six degrees-worth!
(編集注:自由の値段は?6度分だよ!)
SparkFun 6 Degrees of Freedom Breakout - LSM6DSO (Qwiic)
SEN-18020
$11.95
SparkFun LSM6DSO 自由度6ブレークアウト基板 は9 kBのFIFOバッファと組み込み処理用割込み機能を搭載した、加速度計とジャイロスコープセンサです。LSM6DSOブレークアウト基板には非常に柔軟な設計がされており、数多くのアプリケーション専用に構成できます。 このブレークアウト基板で、衝撃、傾き、動き、タップ。歩数、温度まで検出できます。
SparkFun Cryptographic Co-Processor Breakout - ATECC608A (Qwiic)
DEV-18077
$8.95
SparkFun ATECC608A暗号コプロセッサブレークアウト基板 はIoTノード、エッジデバイス、組み込みシステムに強力なセキュリティを追加できます。本製品には、非対称認証、対称AES-128暗号/復号などが含まれています。ATECC608AのArduinoサポートには制限があり、完全なデータシートはMicrochip社とのNDAが必要です。本製品お求めでは、製品説明全体をお読みください。本基板と1年ちょっと前のATECC508Aブレークアウト基板のユーザーアクセシビリティには、重要な違いがあります。
Macchina A0 OBD-II Development Module
DEV-17493
$69.95
本製品は、MaccinaのOBD-IIインターフェース製品の最新版です。ESP32やWiFiモジュールの電力を使い、最近の自動車のほとんどに搭載されたOBD-IIポートにワイヤレスアクセスが可能です。
Maccina A0モジュールは新しい自働車にあるOBD-IIポートに直接差し込め、点火電圧がオンになればポートから給電されます。
PCB Antenna - U.FL (2.4GHz)
WRL-18086
$1.25
この小型アンテナは、2,4 GHz帯対応です。アンテナは裏面が粘着性で、FPCやPCB用に機器内取り付けが簡単です。
Dual Band Antenna - U.FL (2.4GHz, 5.8GHz)
WRL-18087
$1.95
粘着面付きのデュアルバンドアンテナで、筐体に詰め込んだ送信機からの信号を得ようとする場合にはピッタリです。2.4/5.8 GHz帯対応で、WiFi、Bluetooth、ZigBeeに最適です。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文:
Agree to Six Degree
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。