In the Qwiic of Time

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こんにちは、菅井です。早いもので二月になりました。大変な状況になっていますが、みなさん、元気でお過ごしでしょうか?

New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。

In the Qwiic of Time(編集注: 時間のQwiicの中で、ぐらいでしょうか。Quickとかけているのは自明ですが、何かの熟語やシャレではないようです。)

金曜日になりました。今週はチェックすべき多岐の組み合わせのコンビネーションボードをご紹介します。いずれもどこかでおなじみだと思います。

今週最初は VL53L5CX Qwiic ToF イメージャのミニチュア版です。このボードは既存ブレークアウトボードとほぼ同じですが、半分のサイズで、Qwiicコネクタは垂直に取り付けられています。その次は bladeRF SDR FPGAボードとPixhawkフライトコントローラの新製品です。それでは今週の新製品を見ていきましょう。



SparkFun Qwiic Mini ToF Imager - VL53L5CX
SparkFun Qwiic Mini ToF Imager - VL53L5CX
SEN-19013
$24.95

※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

SparkFun Qwiic Mini ToF Imager は。STMicroelectronics社製 VL53L5CX を中心に構築された最新技術を採用した64 ピクセルの Time of Flight (ToF) 方式の4メートル測距センサです。このミニチュア版は、標準版Qwiic VL53L5CX ボードの半分のサイズです。また、Qwiic コネクタをボード背面へ移動し、垂直向きにしました。この設計変更によって、VL53L5CX が筐体やシャーシに外向きになるようなアプリケーションの取り付けに向いています。また、Qwiicケーブルをきれいに格納できます。



bladeRF 2.0 micro xA5
bladeRF 2.0 micro xA5
WRL-19039
$580.00

※Wi-Fi、Bluetoothなど電波を発する機能が搭載された製品は、日本で扱うために必要な工事設計認証(いわゆる技適)を取得していない可能性があります。したがって該当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。

bladeRF 2.0 micro xA5 は次世代のソフトウェア無線(SDR:Software Defined Radio)で、周波数 47 MHz~6 GHz、サンプリングレートは 61.44 MHzで、2×2 MIMO ストリーミングが可能です。本製品は、スモールフォームファクターで高性能でモバイルアプリケーション用に設計されています。libbladeRFを使えば、libbladeRFを使えば、Windows、Linux、MacOS上でGNURadio、GQRX、SDR-Radio、SDR#、gr-fosphor、SoapySDRなどと互換性があります。


Pixhawk 5X
Pixhawk 5X
ROB-19033
$335.00
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

Pixhawk® 5X は、Pixhawk® FMUv5X オープンスタンダードとPixhawk® Autopilot Bus スタンダードに基づいた、ご好評のPixhawk® フライトコントローラ製品ファミリーの最新製品です。プリイントール済の最新PX4 Autopilot® 、3重冗長化、温度制御された絶縁型センサドメインで、素晴らしい性能と信頼性を提供します。

今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。

原文:In the Qwiic of Time
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。