Let’s Get to Rework

投稿者:

こんにちは、菅井です。梅雨が明けて先週は猛暑で辛かったのですが、今週は一転して天気がぐずつきそうです。アメリカでは7月4日の独立記念日を祝う週ですね。

New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。

Let's Get to Rework(編集注「リワーク(手直し)しよう」)

こんにちは、今週も新製品をご紹介します。昨日ごらんになっていれば、無線機能とヘッダを追加したユニークなPicoボード2商品に関するRaspberry Piの発表についてはもうご存じでしょう。それに加え、工具を今日の標準に対して最新のものにする新機能がついた、人気のホットエアリワークステーションの新バージョンです。その後は、電子工作を開始するための心を育てるのに理想的なLEDプロジェクトキットの新製品、そして「第3の手」のキットの新製品です。それでは今週の新製品を見ていきましょう。

クリームブリュレの新しい調理方法です!


Hot-Air Rework Station - 303D
Hot-Air Rework Station - 303D
TOL-19101
$134.95

※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

このhot-air rework stationは、厳重な温度耐性と大量の空気流を必要とするプロやホビーストに最適です。 この装置には毎分23リットルまでの流量で、実際の空気温度をデジタルで表示します。強力な本装置は、標準的な表面実装デバイス(SMD)のリフロー/修理/除去、IC熱ストレステスト、熱可塑溶接、シュリンクラップ加工など、複数の用途にお使いになれます。

最新バージョンでは、温度範囲(100℃~500℃)、自動スリープ機能、温度オフセット機能などが改善されています。


Raspberry Pi Pico W
Raspberry Pi Pico W
DEV-20173
$6.00

※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

 Raspberry Pi Pico W は、Picoの優れたコスパを下敷きにしてボードにWi-Fiを追加しました。Raspberry Pi Picoと同じ属性に加え、IEEE 802.11 b/g/n 無線LANとBluetooth5.2に対応するInfineon社のワイヤレスチップCYW43439を内蔵しています(2022年6月22日:現時点では、無線LANのみがサポートされています。新機能が利用できるようになれば更新予定です)。


Raspberry Pi Pico H
Raspberry Pi Pico H
DEV-20172
$5.00

※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

Raspberry Pi Pico Hは柔軟性の高いデジタルインターフェースを装備した低価格な高性能マイクロコントローラボードです。 Raspberry Pi初の社内設計されたマイクロコントローラRP2040を搭載しています。最小限でありながら柔軟性の高いRP2040をサポートする外部回路(フラッシュメモリ、水晶発振、電源デカップリング、USBコネクタなど)を搭載しています。全スルーホールビアにはんだ付けされたヘッダピンと3ピンデバックコネクタが付いています。ピッチ間隔は2.54 mmでブレッドボード互換です(ピンヘッダが追加されたのでさらに互換性がアップしました)。



SparkFun LED Project Kit
SparkFun LED Project Kit
KIT-19934
$34.95

※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

プログラミング言語を使ってプログラミングとハードウェア制御を始めるには、SparkFun LED Project Kitが最適です。キットには、LED点滅、夜間照明の作成、ゲームのサイモンセッズ(Simon Says)などを作成するため必要なものすべてが付属しています。プログラミングや電子工作の経験は不要でお使いになれます。


Magnetic Third-Hand Kit
Magnetic Third-Hand Kit
TOL-19944
$49.99

※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

デリケートで細かな作業のお手伝いに手があと二つ(または三つ)必要なら、このMagnetic Third-Hand Kitは助かるでしょう。電子工作、はんだ付け、工芸、塗装、レプリカ、フィギュア、マクロ撮影、趣味工作そして高精度を要求される精密工作にピッタリです。


今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。

原文:Let's Get to Rework
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。