MakerCon Tokyo 2015に行ってきました。
内容も写真も多めなので、前後編に分けます。
MakerCon Tokyo 2015
- 日時: 2015年11月7日(土)
- 会場: 日本科学未来館 7階(未来館ホール・イノベーションホール) http://makezine.jp/event/mct2015/
MakerFaireの出展者にはビジネスを視野にいれてる人も多い。では実際にビジネスにするにはどうしたら良いのか?
この数年会社の中や外で共創の場が増えている。そういったコミュニティの中で起こっているオープンイノベーションとは?
3Dプリンタなどデジタルファブリケーションの登場によって、手軽に製品化を考えることができるようになった。しかし製品を量産し、販売するにはどんな障害があるのか?
ざっくり言うと以上のような現象と疑問について話し合うカンファレンスの内容でした。
詳細なプログラムについては、イベントサイトを参照してください。
とても濃い内容の話が午前・午後と丸一日かけて行われました。すべてを書き出すとそれこそ丸一日分の内容になるので掻い摘んでお伝えします。
基調講演「“Open Innovation” by Makers」小林 茂
オープンイノベーションって?
さて、IoTなんて言葉が流行ってますね...という流れ。じゃIoTの企画・開発って何をするの?
セッションA「メーカーがつくるメイカースペースとメイカーコミュニティのいい関係」
- 田中 章愛(Akichika Tanaka) ソニー株式会社 新規事業創出部 IE企画推進チーム エンジニア
- 岡田 貴裕(Takahiro Okada) ユカイ工学株式会社 エンジニア / 品モノラボ運営メンバー
ソニー田中さん、Sony-Creative Loungeについて、また田中さん自身がエンジニアとしてやりたいことなど。
ユカイ工学 岡田さん。品モノラボについて。
お二人の話のあとでディスカッション。
ディスカッションであった話。言葉その通りではないですが、だいたい下記のような内容がありました。
- エンジニアとして働いて、不運にも10年働いても自身が関わったプロダクトが世に出ないという人もいる。ほんの一部でも自身が関わったプロダクトが世の中にでると単純に嬉しい、モチベーションに繋がる。
- エンジニアとして日常的な研鑽をしたい。部活動など本業の外で自分だめしをして技術の棚卸をする。
- オープンにするリスク、共創の場における知的財産の扱いは規約などで明示することで回避できる。
- 品モノラボで起こっているような"ゆるいつながり"が大きな力になる。ただ、ときにその"ゆるさ"がグダグダになってしまうといけないから目標設定も必要。
後編に続きます。後編は明日公開予定です。