投稿者: こんにちは、牧井です。今週もSparkFunブログ記事「Friday Product Post（旧New Product Friday）」の日本語版をお届けします。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Friday Product Post: Can We Fix It? Yes We Can!
2種のESP8266 Thing Starter Kitと2種のiFixitキット製品の登場です！
BY XTOPHER
iFixitツールキットを販売開始できる今週を我々も心待ちにしてきました。専門家の手でデザインされたこのリペア製品の取扱を開始できることをとてもうれしく思っています。来月以降もさらにiFixit製品を拡充する見込みです。また今週はIoTソリューションを手軽に始められるSparkFun ESP8266 Thing Starter Kit 2種の販売も開始しました。この他RGBロータリーエンコーダやミノムシクリップ付きケーブルも紹介します。それではさっそく順に見ていきましょう。
あなたもわたしも、誰でも修理できます！
iFixit Pro Tech Toolkit
TOL-15255
$59.99
iFixit Essential Electronics Toolkit
TOL-15256
$19.99
携帯電話やその他の電子製品が壊れるのは困ったものです。スクリーンが映らなくなったり、ケーブルがうまく挿せなくなったり、その他場合によっては修理するのに製品自体の価値よりも高額な費用がかかるようなケースもあります。多くの人がなんらかの故障を経験したことがあると思いますが、DIYで自分で修理したいという方向けのツールが、今回紹介するiFixit Pro TechおよびiFixit Essential Electronics toolkitです。この製品はプロ・アマを問わず、自ら進んで修理に取り組む方向けの製品です。iFixit製品ラインの特徴としては、パーツを取り外す際に使う便利なツール類やドライバーのビットやプラスティックのシムなど、各種ツールの精度・品質の高さが挙げられます。
Starter KitでIoTを簡単に！
SparkFun ESP8266 Thing Starter Kit
KIT-15258
$24.95
SparkFun ESP8266 Thing Dev Starter Kit
KIT-15259
$24.95
SparkFun ESP8266 Thing Starter Kitsは、Internet of Things（IoT）について、およびArduinoのプログラミングについて学べるすばらしいキット製品です。SparkFun ESP8266 Thing Starter KitとSparkFun ESP8266 Thing Dev Starter Kitの2種類のキット製品を用意しています。IoTやArduino、ワイヤレスソリューションについて学びたいという方に、SparkFun ESP8266 Thing Starter Kitはおすすめのキットです。
※上記製品群には電波を発する機能が搭載されていますが、日本で扱うために必要な工事設計認証（いわゆる技適）を取得していない可能性があります。したがって当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。
Rotary Encoder - Illuminated (RGB)
COM-15141
$3.95
Rotary Encoderはポテンショメータのように使うことができます。違う点はRotary Encoderはツマミを無限に回転させることができる点で、Encoderはグレーコードを出力できますので、どの方向にどれだけ回されたかを得ることができます。メニュースクリーンの操作などに最適です。本品はアノードRGB LEDを内蔵しており、プッシュボタン付きです。
Alligator Test Leads - Multicolored (7 Pack)
DD-15333
$1.95
ミノムシクリップは、作業台上にあるモノの中でもっとも便利なものの一つです。ちょっとした回路のテストをするのにケーブル接続したり、マルチメーターのリードをつないでおくなど、欠くことのできない便利なものです。本品は7本入りのパック製品で、1本の長さは50 cmです。ケーブルの両端にゴム被膜のミノムシクリップが付いています。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかって、壊れた電子製品を修理したり、IoTについて学習したりすることができそうですね。なにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
来週もすばらしい新製品を紹介しますのでお楽しみに！
原文：Friday Product Post: Can We Fix It? Yes We Can!
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。
