投稿者: こんにちは。宮﨑です。今週も火曜日になりました。今日もいつも通り、SparkFun社の新商品紹介ブログ記事「New Product Friday」の日本語版をお届けいたします。
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Raspberry Pi pHATs by SparkFun
Raspberry PiやJetson Nano、Google Coral向けの2種類の新しいアドオンボードが販売開始されました！
BY XTOPHER
皆さんこんにちは！新製品紹介の時間がやってきました。今週はRaspberry Pi開発プラットフォーム向けの二つのアドオンボード、SparkFun Auto pHATとSparkFun Top pHATを紹介します。Auto pHATは、モーターやサーボドライバ、IMUなどが含まれる機能満載のロボットプラットフォームです。一方のTop pHATは、Raspberry Pi 4やJetson Nano、Google Coralなどが得意とする機械学習アプリケーション向けのアドオンボード製品です。
SparkFun Auto pHAT for Raspberry Pi
ROB-16328
$29.95
SparkFun Auto pHAT for Raspberry Piは、Raspberry Piその他のシングルボードコンピュータにロボット機能をすぐに追加することができるロボティクスパッケージ製品です。Auto pHATは二つのDCモーターをエンコーダ付き、または無しで駆動でき、I2C接続を介して最大四つのサーボモーターを駆動できます。
サーボの制御は、SparkFun servo pHATのI2C機能に準じています。Raspberry PiのGPIOピンを節約でき、他の目的に使うことができます。またQwiicシステムを使いI2Cバスとの簡単なインターフェースができるようQwiicコネクタが付いています。
Raspberry Pi、NVIDIA Jetson Nano、Google Coral、またはその他のシングルボードコンピュータとの組み合わせでAuto pHATを使うことで、2x20のGPIOを備えたユニークなロボティクス作品を作ることができます。
SparkFun Auto pHATは本日販売開始されました！（※編集注 4/17 SparkFun社にて）
SparkFun Top pHAT for Raspberry Pi
DEV-16301
$49.95
ちょっと豪華なアドオンボードはいかがでしょうか？SparkFun Top pHAT for Raspberry Piは、Raspberry Pi用pHATスタックの一番上に取り付けるようデザインされており、本製品の上にさらに他のpHATを重ねて取り付けるためのピンはありませんが、ボード上には2.4インチTFTディスプレイや6個のRGB LED、三つのスイッチなどが配置されています。
SparkFun Top pHATは現在予約注文を受け付けおり、5月上旬に発送を予定しています。（※編集注 SparkFun社のサイトにて）
pHATは、Raspberry Pi、Jetson Nano、 Google Coralにピッタリと重ねて取り付けることができます。これらシングルボードコンピューターに、はんだ付けの必要なく取り付けられて、すぐに簡単に機能を追加することができます。またボード上にはマウント用の穴があり、カメラやディスプレイケーブル、Qwiicシステムなどのアクセサリを簡単に取り付けることができます。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
来週もすばらしい新製品を紹介しますのでお楽しみに！
原文：Raspberry Pi pHATs by SparkFun
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。
