こんにちは、菅井です。梅雨前ですが、時々初夏を思わせる天気に巡り合います。街路の緑が鮮やかになってきました。
New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
Don't Change that Channel!(編集注:「チャンネルを変えるな!」)
こんにちは、今週もNew Product Fridayの時間になりました。今週は雑多な新製品をご紹介します。最初はTXS01018E搭載の8 Channel Level Shifter、そしてOpenLog Artemis(IMU無し)のSparkFunオリジナルボード2点です。両ボードとも時流のボードですので、類似ボードとの違いをご確認してください。その後はSparkX製Qwiic PC Fan Controller新製品、そしてLCD付き急速充電対応USB-Cケーブル2点です。それでは、さっそく新製品を見ていきましょう。
SparkFun Level Shifter - 8 Channel (TXS01018E)
BOB-19626
$4.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
SparkFun 8 Channel Level Shifter には、テキサス インスルメンツ社製の8ビット双方向ロジックレベル変換チップ TXS01018Eを搭載、1.8/3.3/5 Vなどの様々なマイクロコントローラ電圧で動作しているデバイスのロジックを簡単に変換できます。データ転送は、ポート間で最大110 Mbps (プッシュプル回路)または1.2 Mbps (オープンドレイン回路)で、データ転送速度を損なわず、3.3 V SPIデバイスをSparkFun RedBoard Plusなどの5 V系マイクロコントローラと使用できます。
SparkFun OpenLog Artemis (without IMU)
DEV-19426
$44.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
SparkFun OpenLog Artemisは、GPS、シリアルデータ、各種圧力/湿度/測距センサを自動的に記録するようプログラムされているオープンソースのデータロガーです。プログラムは1行も不要です。 OpenLog Artemis(OLA)はQwiicセンサを自動的に検出/設定した上で記録します。OLAは、大量データをCVSで取り込み、大規模プロジェクトに与える必要がある方向にに専用設計されています。
本バージョンの OpenLog Artemis からは、ICが次第に入手困難になっているICM-20948 IMU センサを取り除きました。多数のセンサやGNSSレシーバーの自動検出と記録は相変わらずサポートしています。
Qwiic PC Fan Controller
SPX-18570
$19.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
アクティブ冷却、ベンチレーションを問わず、小型ファンがあれば大違いです。その論で行けば、大型ファンではもっと違います。Qwiic PC Fan Controller なら、オンボードのATtinyマイクロコントローラとコントロールファームウェアで、Qwiicバス経由でほぼすべてのPCファンを簡単に制御できます。コントロールファームウェアでは、ファン速度をPI制御(編集注:比例積分制御のことです。一般的にはPID制御でググってみてください)するためファンの回転出力を監視し、実際の装置内で望みの速度を設定できます。また、PI制御ループを無効にして、最大に比例した速度を設定できます。
RTK Facet Kit Carrying Case
PRT-19642
$26.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
RTK Facet Carrying Case は、野外の過酷な風雨から高価な高精度GNSSレシーバを保護します。RTK Facetレシーバと915 MHz無線+アンテナ用にカスタムスロット、電源/ケーブル/アダプタ用に大型オープンスロットが成形されています。新製品を予定しているみたいですね。 うーん。
Fast Charging USB C to C Cable with LCD - 4ft (100W) CAB-19717 $10.95 ※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
Fast Charging USB A to C Cable with LCD - 4ft (6A)
CAB-19718
$9.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。
USB Type C デバイスの充給電は場合によっては手ごわいものです。お使いのインターフェースに合致する安全な電力レベルのケーブル探しは、USB Type Cで出現した新しい課題です。1.2 メートルのUSAMS社製USB Type A to Type CおよびUSB Type C to Type C ケーブルは、いくつかの優れた特徴のおまけがついた上で、素晴らしい価格で要件を満たしています。 消費電力は、USB Type C コネクタに組み込まれたLCD画面に表示されます。
今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。
原文:Don't Change that Channel!
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。